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今日の私
by かずき
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■『ザ・ビューティフル・ゲーム』
観に行った一番の理由は、題材が北アイルランド問題だから。
そして、舞台の始まりが1969年という年だったから。
私のF1歴の始まりは、1人の男への一目惚れだった。
その男は1964年にこの地域に生まれ、イギリス国籍でありながら
アイルランド国旗をデザインしたメットでF1を走っていた。
なのに、ユニオンジャックを掲揚したからといって、
殺人予告まで受けたことがある彼を見てきたからこそ、
彼と同時代を舞台にした作品を、観てみたいと思った。
まあそれでも、「櫻井君主演〜?チケット取れないよ」と
引いたり、「大介君出るならチャレンジはしようかな」とか、
ミーハーな理由でも、行くかどうか揺れはしたのですが、
大した理由もなく投獄され、そういった人々に抵抗して、
牢の中でハンストを行った末、妻と、まだ見ぬ子供を
残したまま獄中死した人がモデルになった話と聞いて、
結構重い話を観るつもりで、行ってきました。
感想は、今日書こう明日書こうと思いつつ、
気がついたらズルズルと引き伸ばしてしまいました。
既にもう観劇から1週間たっています。(現在4/3深夜)
明日、次の作品を観に行ってしまうので、簡単に感想を。
すごくブルーな感想です。嫌な人はパスしてください。
『ザ・ビューティフル・ゲーム』
<時間>1幕18:30〜19:40、2幕20:00〜21:05
<作曲>アンドリュー・ロイド・ウェバー
<脚本・作詞>ベン・エルトン
<演出・振付>ジョーイ・マクリーニー
<出演>櫻井翔、安良城紅、山崎裕太、黒田勇樹、脇知弘、
華原朋美、浜畑賢吉、安倍康律、遠藤麻綸、
青山航士、近藤大介、坂元宏旬、佐々木誠、下道純一、野島直人、
羽山隆次、原口勝、原田優一、宮川ギナ、横田裕市、横山敬、
浅野実奈子、五辻彩子、紀元由有、栗原由佳、谷合香子、樋口綾
一番の感想は「大介君にソロがある!」だったと言っちゃったら、
観劇おたくな自分としては、悲しい気分になっちゃうかな・・・。
あとは、終演後の2度目か3度目ぐらいのカーテンコールで、
いきなり沸き起こった「キャ〜ッ!」という大歓声に驚いたこと。
気持ちがほとんど動かず、平坦な気分で観終えていたから、
この声を聞いた時の「驚き」という感情が、新鮮でしたね。
下手すると、この観劇で一番面白かったことかも(苦笑)
とにかく、全体的にまったーりした作品だったんですよ。
唯一気持ちが動いたのが、まだ幸せな時代の決勝の試合中に、
大介@審判が、舞台上手から下手までグランジュテで渡った時。
あの広い青山劇場の舞台上に、なーんもセットがない状態で、
跳び上がった瞬間から落ちていくんじゃない、ちゃんと宙に浮かぶ
ジュテを見せてくれた唯一の人。勿体ない!とマジで思った。
ソロはその直後、サイゴンでのシュルツ大尉程度の長さであって、
近藤大介という役者が、この舞台でどの位置を占めていたかと
人に話す場合には、そのソロで語るのが正しいんだろうけれど、
ソロで心が動いたかと言われると、微妙なラインなんで・・・。
やっぱり、踊ってなんぼの人だなぁと思ってしまったりも。
それでも今回は、ジョン(櫻井)を捕らえに来る2人組の警官の
セリフの多い方も演じていたし、カーテンコールでは
アンサンブル列のセンターに立っていたし、それなりに他の点も
認められてきているようなのは、嬉しかったりはするのですが。
で、作品としてどうだったかと言われると、まったり。
仮にも、サッカーに燃えていた少年たちがプロテスタントと
カトリックという争いの渦によって引き裂かれ対立していく姿を
描いている作品だというのに、なーんの情熱も緊張感も感じない。
1幕はまだ、社会情勢がどうでも、少年たちはサッカーに燃え、
猛練習を続けている感じで、チームメイトの1人デル(安倍)が、
プロテスタントであるだけの理由で追い出されたりしていても、
まだメインはサッカーと恋愛という感じなので、一応許せた。
こういう青春群像劇なら、WSSの時のようにジュニアの子たちを
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03月28日(火)
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