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今日の私
by かずき
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■『夏の夜のロミオとジュリエット』
久々の玉野さんのオリジナルミュージカルだ!って
最初は期待したけれど、タイトルを聞いて疑問符がついて。
それでも、ちゃんと先行で初日分からチケット取って、
結構 良席で楽しみにしていたのに行かれなくなって売り払い。
追加しなくちゃなーとチケ掲示板を見ているうちに開幕、
あまりいい評判は聞かないので、どうしようか悩んでいたら、
あっという間に当日になってしまいましたという作品。
良い期待も悪い期待もぐちゃ混ぜで、行ってきました。
『夏の夜のロミオとジュリエット』
<時間>1幕14:00〜14:55、2幕15:10〜16:00
<場所>アートスフィアD列15番
<出演>
ポセイドン:坂元健児、アフロディテ(ハーミア):伊織直加
アテナ:ヒルナオミ、ゼウス(オーベロン店長):平澤智
アポロン:MITSU、アレス:SHUN、ヘルメス:森新吾
佐藤ひろし(ライサンダー):東山義久、渡辺房江(ヘレナ):三咲レア
鈴木、高橋、田中(スタウトたち):大坂俊介、小寺利光、KYOHEI
パック:玉野和紀
残念なことに、悪い予測の方が当たっていました。
冒頭から、ちゃちなセットに変な衣装のギリシャの神々登場。
えーと、舞台を上下に真っ二つに区切る直線ラインがあって、
上が天上界で下が人間界ですか。交互に暗くなるだけですか。
そして、ポセイドンにアポロン・アレス・ヘルメスが仕えていて、
婚約者のアフロディテには、アテナが仕えているんだとか。
アポロン・アレス・ヘルメスは見かけ的には似合いかなぁと
評価甘めに見てみたけれど、誰が誰でもいいような脚本で
演技素人君たちが何をできるわけもなく、ただひたすら棒立ち。
もともと叙情が不足気味という、坂元さんの歌の弱点を
ますます際立たせるような歌を冒頭からかました後は、
地上の話に移って、東山さんと残りのDDと三咲さん登場。
踊る踊る。でも東山さん、いつものどうだ!って迫力はない。
どうかすると、相方の三咲さんの方に目を惹かれてしまうくらい。
そして、彼らは日本人に多い名字ベスト5が揃ってしまったから、
つまらないので、『真夏の夜の夢』の名を名乗っているとか。
もうこの時点で、ストーリーには見切りをつけました。
短い作品だし、とにかく踊りで魅せてくれればいいやって。
でもなぁ、それもいまいちだったんですよね。DDも目立たない。
最後の方はダンスバトルだったんでガンガン踊ってくれたけど、
彼らがほとんどセンターじゃないからというだけじゃなく、
何かしら、盛り上がれなくて。振り付けとかの問題なのかなぁ?
途中、パックのミスのせいで男同士でカップルになる場面は、
ほとんど、ただ「居る」だけだった彼らが、唯一 演技していた
場面だったけど、なんつーかこう、萌えを強制されているようで(^^;
ただでさえ照れちゃって正視できない(←バカ)東山さんの笑顔が、
坂元さんに向けられているなんて、もう、逃げ出したい気分。
ただ、大坂君&SHUNさんのいちゃいちゃには見惚れたかも。
大坂君が雰囲気出せるのは知っていたけど、SHUNさん、
その女形っぷりは、見事すぎます・・・。
気持ちが盛り上がったのって、東山さんと森君が絡んで、
センターで踊った一瞬とか、椅子を使ったダンスで東山さんが、
ふわりって飛び上がった瞬間の美しさぐらいかなあ・・・。
何だか、これ!という見せ場がなくって退屈な使われ方で。
東山さん単体だと、女性2人と絡んでのダンスがあった分、
エスコートという感じの優しい踊りも、色気いっぱいセクシーな
踊りもあったので、指先にドキドキしたりとかぐらいはあった。
伊織さんとの場面では、相手が歌も踊りも下手なせいもあってか
包み込んでフォローするような優しさ温かさが嬉しかったし。
でも、いつもの、体温上昇・瞳孔拡大・心拍数増大って感じが
椅子の瞬間以外にはなかったのが、ひたすら残念だったなぁ。
1つだけ、絶対にこれは観に行ってよかったと思ったのは、
お目当てその2の智さんのダンス。久々にピンの踊りを観た。
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08月27日(土)
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