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今日の私
by かずき
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■『ピーター・パン』(楽日)
<場所>東京国際フォーラムCホール4列11番
<時間>
1幕15:30〜16:05、2幕16:20〜17:20、3幕17:40〜18:20
<演出>松本祐子
<出演>
ピーター・パン:宮地真緒、ウェンディ:岩崎ひろみ
フック船長&ダーリング氏:石川禅、ダーリング夫人:比企理恵
タイガー・リリー:三咲レア、ナナ&ワニ:池崎リョウ
ジョン:村上郁海、マイケル:鯨井未呼斗(真嶋秀斗とW)
(海賊たち)スミー:村木仁、スターキー:杉崎政宏、
チェッコ:佐藤淳、ジェークス:星智也、ヌードラー:櫻井章喜
(迷子たち)トートルズ:吉岡麻由子
カーリー:エリ、ニブス:あべこ(胡蝶蘭という2人組コンビ)
セール:岡本易代、ニコ:弘中麻紀
(インディアン・海賊)
富田和康、田崎悠人、横沢健司、原口勝、橋本好弘、
坂口晋作、福山健介、本田剛幸
ああもう!いいよ、楽しかったから!って感じ。
結局、ピーターはね、やっぱり結構ダメダメでした。
演技が成長することなんて期待してなかったけど、声も×。
何しろ、開演前のプレゼント当選席発表の時からして、
「嗄れてます、出ません、終わってます」って感じだったし。
それを無理にマイクでボリューム上げるからキンキン響いて、
スピーカー間近の席だった私は、思わず耳ふさいじゃいました。
最後のカーテンコール3回目ぐらいの時に、禅船長に、
「ほら、何か言え!」って囁いて押し出されての挨拶で、
「公演最後の方は声が嗄れてしまって・・・」って言いながら
涙目だったんで、つい ほだされちゃって許す気分だけど、
前回観た時から、つぶしそうな声の出し方だったと思う。
普段を知らないから、声域的に合わないのかは不明だけど、
今後も続けるなら、歌も踊りも演技もガシガシ鍛えてくれ。
ウェンディと同じ振付けで、彼女より踊れないピーターは辛いよ。
でも楽日はとにかく最後!の気力か、前回より良かったかも。
楽しかったのはね、本当に、海賊たち様々様!!
村木さんがテンポうまくて笑いを取り慣れてるのは当然として、
他も、男くさいのにバカバカしいノリが、かっこよすぎなの〜。
パンフ見て驚いたけど、杉崎さん以外は文学座の方らしく。
つまりは、しっかり芝居ができてるってことなのかなぁ?
どんな隅っこでも可愛げのあるキャラのまま反応していて、
船長への愛やら反抗やら単純なのに面倒な思いが見える。
ちょっと大人のようでも、ピーターたちとまともに正面から
やりあっちゃうくらいの子供なんですもんね、海賊たちって。
そして、筆頭たるフック船長、愛される悪党は最高!(*^^*)
こういう時、もうしょせん、私の最愛の「石川禅」像は、
フランク・バトラーで刷り込みなんだなと実感しちゃいます。
シリアスをやっていると、時に感じる違和感なんてそこのけ、
真正面からぶつかってくる真剣さに、マジで応えて観てると、
倍増しで返ってくるノリが楽しくて、どんどん気持ち盛り上がる。
♪悪党とは誰だ〜の歌なんて、もともと大々好きなものだから、
海賊どもと一緒に♪キャ〜プテンフ〜ック、と揺れながら
歌いそうになってしまい、もう、抑えるの必死でしたわ(苦笑)
タンゴとかの場面も、スチャッと楽器かまえる海賊たちが、
もう、羨ましくって羨ましくって。参加したかったなあ!
やっぱりちょっと、ピーターの場面は眠かったですが、
マイケル君が、こまっしゃくれて演技がやたら細かくて、
観ていて飽きなかったのが、すごく救いになっていました。
♪「大人にならない」のお勉強をしている場面なんかも、
「そんなのダメだよ、分かってないなぁ」と言わんばかりの
ちょっと大人くさい顔をしてみせていたのが、だんだんと
迷子たちに引き込まれて、一緒に歌いはじめちゃうとか。
いや、あんまり「演技」なんで他の舞台でどうかは疑問だけど、
この舞台の中ではノリが合っていてとても良かったかも。
ただ・・・、7〜8歳よね?全く見えない小ささが不安。
でもとにかく、楽しかったから良かった。
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07月31日(日)
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