ID:69077
今日の私
by かずき
[417603hit]
■『The Boy From OZ』
いつから書いてなかったんだっけ(^^;というご無沙汰です。
ちなみに舞台は、これを2回観ただけ。今月の観劇数3。
仕事が忙しくて残業時間も土日もフルに働かなくちゃで
サボってネット触っている時間なんてないのとか、
家に帰ったら帰ったで、プレステつけたりしてただけ。
なんか、こんなんじゃいかんなぁ・・・。
でも、話の流れで定価で買ってしまった
トニセン舞台生活10周年記念本に載っていた
村井さんと坂本さんの対談なんて読んでいるうちに、
久々に、やっぱり舞台観たいぞモード入ってきました。
チケット取りもサボりっぱなしだったから、
またいろいろ掲示板とか回らなくっちゃ。
頑張ろうー!
『The Boy From OZ』
<時間>
1幕 18:30-19:45、2幕 20:05-21:20
<場所>青山劇場
13日:F-6番(下手ブロックセンター寄り端)
20日:L-17番(下手サブセンターセンター寄り)
<主な出演>
ピーター・アレン:坂本昌行、マリオン・ウールノー(母):今陽子、
ディック・ウールノー&ディー・アンソニー(マネージャー):団時朗
ジュディ・ガーランド:鳳蘭、ライザ・ミネリ:紫吹淳、
グレッグ・コンネル:IZAM
リトル・ピーター:松谷嵐(13日)、篠原悠伸(20日)
2回観ました。最初は1回だけのつもりだったはずが、
諸事情により譲れないチケットが2枚になってそのまま観劇。
彼主演の舞台は、前回の『Never Gonna Dance』がイマイチで、
今回もそれと同様に主役の華が肝心と聞いて不安だったけど、
1回観てみて、2回あって良かったじゃん!と満足。
「ヒューありきの舞台」と聞いて想像していたような、
ワンマンショーの派手なミュージカルではなかったけれど、
繊細に1人の人生を描き出してくれたかなという感じで。
だからつまり、華はね、やっぱりないんですよ。
最後にうわ〜っと盛り上がるところは白の燕尾なんですが、
着慣れていないのか、服に着られている印象がある上に、
出演者全員が真っ白な衣装なんで、目を離すと見失う(^^;
それ以外のモブシーンは、一人だけ衣装が違ったり、
派手にスポット浴びていたりするので見失いはしないけれど、
子供時代から、「どんな大人になるのか」と思われるような
ちょっとすごいヤツという印象は全くない。だから、
2幕冒頭の華やかなりし時代は、やっぱりイマイチ。
最初の方は子供時代なので子役も出てきていたのですが、
並ぶと、タップの出来の差もあって子役の方が華がある(^^;
特に13日の松谷くんは、ただのこましゃくれたガキではなく、
本当に只者ではない感があったし、演技もまずまずで、
坂本ピーターを食わず盛り立て、とてもいい感じだったかも。
坂本さんに似た柔らかさもあったし、何となく彼が消えた後も
しばらくは残照で、坂本ピーターもすごそうに感じたくらい。
でもね、何が良かったって、坂本ピーター、歌が良い!
こんなにうまかったっけ?と驚くほど、情感あふれるんです。
強引に人を引きずり込む歌い方じゃないんだけれど、
サラリと自然に、何でもないように優しく温かいので、
観ている側が泣けてきてしまうんです。
もともとの『The Boy From OZ』という舞台や
「ピーター・アレン」という人物とは全く違う気がしますが、
かっこよく生きることに慣れてしまっていて、気持ちを
表に出せないけれど、内面は温かい男の人生が見える。
ジュディが言う「田舎者の色男」が、とてもしっくり。
かっこいいんだけど、不器用で土臭い部分もあって、
センスはイマイチよくない。そんなピーター像が好き。
「繊細」なんて表現もあったかな?分かる気がする。
アイドルというには、ちょっと古臭い雰囲気を持つ、
彼自身のイメージも思い出されるようで、納得します。
でも、恋愛の場面はイマイチなんだよなぁ。
対ライザでも対グレッグでも、ちっとも恋してない感じ。
特にグレッグは、IZAMに演技は期待してなかったけど、
歌も外れまくって不安定で、相当キツかった分、
[5]続きを読む
06月20日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る