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今日の私
by かずき
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■レミコンin千葉市民会館
よく働く戸井勝海、10日間で3演目目です。
11/23サイゴン楽、12/1ラヴ・レターズ、12/3レミコン。
いくらラヴ・レターズはほぼ稽古のない舞台と言っても、
いいんかい(^^;という気は、ちょっとしなくもない。
まぁそんなこと言ったら、有起哉くんなんて、
12/5までリンダリンダで翌日ラヴ・レターズだけど。
年末は、観る方も大変だけど演る方はホントに大変。
観てるだけで疲れてるわけにはいかないと、
片道1時間半以上、終電不安な劇場に行ってきました。
『レ・ミゼラブルinコンサート』
<場所>千葉市民会館大ホール1列12番
<時間>19時開演、21時40分ごろ終演
<主な出演>
今井清隆、岡幸二郎、新妻聖子、井料瑠美、
剱持たまき、戸井勝海、駒田一、峰さを理、岸祐二
一応、目的は複数あったのですが。
5か月ぶりの駒田さんに、4年ぶりの戸井マリウス、
お初の岸アンジョ。そのためにやって来た1時間半。
けれど、最前列下手、マリウスど正面席で観ていると、
アンジョ席は、大きなスピーカーの陰になる闇の中。
自然、視線はテナとマリウスの往復。そして、
その途中に存在するのは、白皙の美貌、岡様・・・。
いや、本っっっっっっっ当に、きれいだったんです。
「大理石のような」というのは、きっとこんな感じ。
今まで「岡さんってきれいだよね」と言われても、
「へえーそう、かもね」と答えていたはずの私が、
どうしても数十秒目を留めてしまう美しさでした。
今日の今井バルは、エコーは ものすごかったけれど、
本人の歌い上げは少なめで いつもより舞台だったのに、
中央で展開されるそんなストーリーを無視して、とにかく
岡さんだかジャベだか分からないものに見惚れてた。
私はレミを観に来たはずなのに・・・(泣)
ただ、「岡さん」を観ていたわけではないんです。
あくまでも居住まい正しく美しい ♪自殺 でも、
もがき苦しむ感情は感じ取りながら見惚れていたし。
ジャベールだとは、全く感じなかったけれど、
ある何かの存在だと感じていたのは確かで・・・、
って、いや、きれいだから見惚れてただけだけど。
何で今日は、あれほど美しく見えたのかなぁ・・・。
隣近所の岡ファンもそこまでは感じてなかったのに。
変だ、私。
そんな悩める私にレミゼを与えてくれてたのが、
4年休んで ますますその魅力を深めた戸井マリウス。
ABCカフェでこそ、初恋の青くさい燃え上がり加減が
全然感じられないことに不満を抱かせられましたが、
いつもの「女性といる戸井さんは3割増いい男」が、
今日は7割増ぐらい。剱持コゼとの相性はブラボー!
新妻さんが相手だと、「相手役との間で細やかに
感情表現を紡いでいきます」系の戸井さん演技が、
彼女の「感情は客に向けて発します」系の演技と
どうにも全く噛み合ってない感じなんですよね。
♪恵みの雨とか、戸井さんの演技が一方通行で寂しい。
それでも勿論、情の深さ優しさ全開マリウスの姿に、
つい惚れてしまって離れられなくなるエポの気持ちも
存分に理解させられ、涙しかけてしまったのですが、
剱持さんが相手だと、互いの良さが倍増という感じ。
最後の♪民衆の歌で、コゼをしっかり抱きしめる姿などは、
互いに心から大切にしあっている思いだけで泣けそうでした。
バルジャンから注がれた愛(今日はあまり感じなかったけど)
を受け継いで生きていく若い2人が、すごく感じられて、
「そうなの!レミって、この、愛情の連鎖と広がりこそが
泣けるのよー!」と、数年ぶりにエンディングでウルウル。
滝パパ、戸井マリ、安達コゼがMyベストだったけれど、
たまコゼ相当いい感じ。後はパパの事も もう少し愛してくれ。
同じく きっちりレミゼだったのが駒テナ。
何故にこんなに安定してるんだか、文句なしパーフェクト。
テナルディエとしての生き方がはっきりしているから、
気のいい宿屋の親父でも死体を漁る奴でも、何をやっても
その人生を見届ける者として、納得して観ていられる。
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12月03日(金)
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