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今日の私
by かずき
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■LIVE ACT『himself』by中川晃教、楽日。
これを書いているのは翌日の19日だけれど、
せっかく当日に知ったし、18日付けの日記を
書いていることだし、書いてしまおうかな〜と思うこと。

西野誠さん、お誕生日おめでとうございます〜♪

現在は、『ミス・サイゴン』に出演中。つ組。
いや、『Godspell』以降、気になっている人なのです。
でも地元・名古屋での出演が多いので、実はその後、
1本しか見ていないし、まだサイゴンでの出演個所も
全然把握していないという状況の方だったりしますが。
でもほら、こういうのってやっぱり、タイミングだし、
ちょっと、「おめでとう」したかったので。


LIVE ACT『himself』

<場所>アートスフィアK列42番
<出演>
中川晃教:ハムレット、吉野圭吾:レアティーズ、
安藤希:オフィーリア、新納慎也:ローゼンクランツ
小野妃香里:ギルデンスターン&影の女
中川賢:ホレイショー、速水けんたろう:ポローニアス
香坂千晶:ガートルード、瑳川哲朗:王&クローディアス
ダンサーズ:大橋てつじ、後藤大、KAJI、坂元宏旬

まあ、役名を見れば分かるかと思いますが、
これは一応『ハムレット』です。あっきーの歌を散りばめた
LIVEでありつつも、その歌で『ハムレット』を綴っていく。
「LIVE ACT」。その発想自体は、面白いなと思いました。
でも、出来自体はどうだったかと言われると「?」かも。

最も思ったのは、せっかく『himself』というタイトルなんだし、
ハムレットの一人称ばかりにすれば良かったのにって事。
オフィーリアは、先に観に行った友人から「人形みたい」
という感想をもらっていたのですが、それが良かったと思う。
あっきー(中川ハムレットという感じじゃないです)が、歌う。
時々ちらちらと、ほぼ立ちんぼのオフィーリアを見ながらも、
基本的には正面を向いて、LIVE形式のラブソング。
相手はほとんど台詞なし、演技なし(できないっぽいけど)。
全編そうすれば、良かったんじゃないかという気が。

どうしてって、中途半端に周りの人の感情とか、
状況説明が入ると、矛盾点が気になってきてしまうから。
ローゼンクランツ&ギルデンスターンや、レアティーズ兄妹は、
割と類型的なイメージのまま理解できなくなかったのですが、
前王が生きていた時代、ハムレットと本当に仲良さげだった
叔父(その時代から始まった)が、どういう意図でもって、兄を
殺したのかも、ふと魔が差しただけのようにも計画的なもの
だったようにも見えて、定まらないまま終わってしまったし、
母の部屋に訪れた時も「叔父を遠ざけなさい」ではなく、
逆に「叔父を自分の床に誘え、怒らせろ」と言ったりとか、
意図的に変えている部分の解釈も理解不能だったし、
何がどうなってるのやら?と悩んでしまった点も多々で。

だから、素直に歌を見せてくれれば良かったのになと。
昔々にTM Network『CAROL』なる、ミュージカルっぽい形態の
コンサートをやったことがあるけれど、それぐらい徹底して、
あっきー主役!あっきーの視点のみ!にしてくれれば、
もっと楽しんで観られたかなという思います。もしかすると、
周りの人たちも、あっきー並に歌えれば、多少の物語の
違和感には目をつぶって楽しめたかもしれないけれど、
やっぱり相当つらい歌声の圭吾君や、もっと歌えるのに
曲調が合わないのか、ものすごく下手っぴーな瑳川さん、
一応 歌えてはいるけれど退屈な、小野&香坂さん、
というメンバーじゃ、デュエットしてても邪魔な感じでした。

「一番楽しいのはカーテンコール」。
友人から聞いていたとおりの感想だったのは残念。
でも、踊る圭吾君は、歌う あっきーとタイ張る華やかさだし、
ホレイショー役の中川君も演技はともかく踊りはすごいので、
あっきーが歌い、ロズギルとレアティーズ、ホレイショーが
ガンガン踊るなんていう、留学時代を思い出す場面は、
とても印象に残りました。ショーを見てる楽しさという感じ。
「尼寺へ行け!」や、叔父が祈るところに後ろから近づく

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08月18日(水)
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