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今日の私
by かずき
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■『マウストラップ』楽、駒田一 参加ライブ
長いこと飛んでしまってすみません。
今週いっぱい、思いっきり仕事で死んでました。
週末には もう楽になってる予定だったので、
金土日で舞台×4+ライブ×1を入れていたのに、
最初から最後まで観られたのはライブだけという(苦笑)
それでも、この日記は自分のための記録の意味もあるから、
黙って普通に感想書いてしまおうかと思っていたら、
今日、まだ1度しかお会いしたことがない方から、
「読んでますよー」と言われてしまいました(^^;
リアルかずきをご存知の方って、結構いらっしゃるんですね。
舞台に遅れたり、観ながら寝こけたりしておきながら、
まともに観たような感想書いたらヤバいかも(汗)と、
今更ですが、書く前にちょっと背筋を伸ばしてみたりして。
・・・でも内容は全然変わってないでしょうけれど。
今日のお昼は14時〜『マウストラップ』東京楽。
出演者などは3/5の日記を参照してください。
間に合うかと期待したけれど、結局40分近く遅刻して観劇。
それでもまだ戸井さんの出に間に合ったことに少し驚き。
1幕65分のうち、そんなに出ていなかったとは思わなくって。
後半にしっかり主役だから、忘れてしまうんですね。
タイミングと見せ所が、前回よりすごく良くなっていたと思う。
特にトロッターの登場シーンなんて、前回見たときは、
ぼうっとしているうちに出てきて音とセリフだったのですが、
今回はジャイルズが「誰も来られたもんじゃない」と言った直後、
ドン!と音を立てて手に持った○○○(伏字)を置いて登場。
一瞬で、舞台上&客席全員がトロッターを見つめる状態に。
それから、明るく第一声。すごく効果的にトロッターを見せた。
主役としての戸井さんには、パッと人の目を集める華は
どうも不足気味と感じるので、すごく嬉しい瞬間でした。
前回観てから今日までに、パンフと原作を読んだのですが、
原作の全編から感じられるようなクリスティらしい軽妙さは、
今回の演出ではあえて取り去っているのかもと思いました。
前回、それが感じられないのが何より不満だったのですが、
原作を読み終えてから観ると、原作に細かく書き込まれている
ト書きが変わっている部分にちょこちょこ気づくのです。
一番 気になったのは、モリーとジャイルズが言い合う場面。
夫に「じゃあ、何しに行ったんだ!」と問われたモリーが、
「それはまだ言えないわ。何しにいったのか忘れちゃった」
と応える場面。ト書きは[夢みるようにしてほほえむ]とある。
勝野モリーには、そんな態度の変化は全く見られず。
しかも私の聞き損ないでなければ「忘れちゃった」は無し。
そういう部分がクリスティの女性の可愛さだと思うのですが。
演出家は この作品を作ることで、
「殺人が起こる中で、人を信じることとは何かを問いたい」
と言っています。それは非常によく伝わってくる。
ただ感じるのは、真っ向勝負の正攻法すぎるかなという印象。
同じことを言うにも、遊びをたくさん絡めておしゃれに
余裕を持ってするのがクリスティだと思っているので、
トロッターのキレっぷりなどにも、初回は少々引き気味だったから。
でもそう思って観れば、最初から観客に謎解きのネタを提供するし、
演出に対して非常に真摯に正しく反応した演技かなという気が。
後はもう、好みの問題かな。私は神戸までに慣れるつもりですが。
夜は、駒田さんの参加するライブ。
昨年11月のイレギュラーな公録で(まだ怒っているらしい)
出来上がったCD『黄昏の名探偵』の発売記念イベント。
出演者もCD参加の石原慎一・駒田一・花木佐千子(敬称略)。
友人が取ってくれた舞台正面の席に すべり込んで開始。
今回は普通のライブでした。
最初に石原さんから、前回は皆かたまっちゃってたし、
大変だったよねーという感じのねぎらいの言葉があって。
本人たちも大概やりにくく重かったらしくて、今回はその分も
MCが長い!長い!歌う前にずーーっとしゃべっていて、
毎回、私の席からは見えないバイオリンやピアノから、
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03月16日(日)
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