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今日の私
by かずき
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■『エリザベート』(山口・石川・浦井・寿)
<5/15 22:40追加>
一路さん、太ったわけではないそうです。
ただ、腰に負担をかけすぎないための措置だと聞きました。
シングルだし、これ以上のシシィは思いつかないのだから、
倒れてほしくないのは、もちろんだけれど、それでも残念。
祐一郎さんも今は絶好調だけど、一時、本当につらそうだったし、
役者さんの体(と、リピーターのお財布(苦笑))に優しい日程で
上演することって、できないのでしょうかね?

禅フランツは、噂ほどメイクが薄くなったようには(^^;
ただ、アイシャドウは確かに薄くなっているようで、
目立つのはアイライナーとノーズシャドウなので、
年を取り頑固に険しくなってきた顔つきに対しては、
あれくらい濃くてもいいのかなという気もしました。
青い衣装の若い時が、違和感なんですよね。でも、
あの時点では声もありえないほど若すぎて驚くし、
もう、それでもいいかという気分になったりも。

彼のフランツで最も泣けるのはやはり「♪夜のボート」。
何度観ても、彼のフランツの場合は、この少し前から
「我が半生は後悔の中にあり」という言葉が回るのですが、
禅フランツは、エリザベートを理解しているのですよね。
ゾフィーの躾その他に対しても、疑問を感じたことがあるが、
そのたびに「しきたりだ」と自分を納得させてきた。
だから、シシィの言うことも理解はしている雰囲気で。

「♪夜のボート」は、綜馬フランツだと、
本来の意味の「絶対に分かり合えない2人」という
物語の外からの視点で観ながら泣けてしまうのですが、
禅フランツだと「なぜ私は、気づきつつ、いつも間違った道を
選び続けてきたのか」という彼の思いに共感し泣いてしまう。
役作りとしては、歌詞からもずれているとは思うんだけど、
違〜う!と思いつつも泣かされるのは、そこまでが一貫して
その役作りで、説得力があるからなんだろうなぁ。

浦井ルドルフも好きでした。
10日に観た朴ルドが、何かあまりにも動きが重くて、
下手じゃないのにやる気がないように見えたのに対して、
動きがぎこちないことすらルドルフらしさに見えるような、
真剣みが感じられたのが良かったのかな。 歌も伸びた。
表情は以前から格段の進歩を見せていたし、ダンスも
「♪独立運動」だけは妙に上手でかっこよく見えたのも
ポイント高し。あそこだけは爽やか王子だもんね。

そして何より「ママも僕を見捨てるんだね」で落ちた。
何もかもが終わり、もう何もない、感情もないセリフで。
もう浦井ルドは、マイヤーリンクの前に死んでるんだね。
トートの口づけも形ばかりの一瞬、拳銃を受け取って
引き金を引くまでほとんど何の間もない感じまで一貫して。

書きながら、なんだ結構私、観てんじゃんと思ったり(笑)
他には、「あ、こいつうざい」と思うと、野沢さんでした。
「あ、この人好きだなぁ」と思うと、さけもとさんでした。
春風さんは、どんな時も癒やしになる人。すごく好き。
寿ゾフィーは、少し痩せた?風格が増した気がしました。
高嶋兄は、そろそろ誰か止めてやれよ・・・(-_-;)
子ルドルフは、前回に続いて川綱治加来君でした。

05月14日(日)
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