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たむけん日記
by たむけん
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■日台アジア太平洋未来フォーラム
 朝8時半から、事務所がある草薙近くの自治会の運動会に顔を出し、その後、芝川へ。敬老会に顔を出してから、友人に誘われた会合に参加して、新富士駅から東京へ。
 日台アジア太平洋未来フォーラムというシンポジウムにパネリストとして参加した。東京財団の研究員をしている福島伸享君(元経産省官僚)からの要請。参加者は日本側、台湾側からそれぞれ50名程度。学者やシンクタンクの研究者が多い。今日と明日の丸2日かけてのシンポで、私が参加した2時間のセッションのテーマは「グローバリズムと中国経済」。パネリストは、日本側が山崎養世氏(元ゴールドマンサックス。民主党の「高速道路無料化」の立案者)と私、台湾側は国会議員と研究者が1人ずつで計4人。
 中国経済については、このまま順調に発展を続けるとは思えない。銀行の不良債権問題は深刻で、バブル崩壊などを契機に金融危機に陥る可能性もあるし、都市(沿岸部)と農村(内陸部)の格差拡大によって国内が混乱する可能性もある、といった発言が相次いだ。私は、日本は、そのような可能性も認識しながら、
・ 中国に対して、銀行の不良債権問題や環境問題について、日本政府と日本企業が連携して、日本の経験や
 技術を伝えるべき。靖国問題のような表面的なことにとらわれず、そのような地道な関係強化に尽力していくべき。
・ アジアの民主主義の国々との連携(FTAなど)をさらに強力に推進すべき。日本は、FTAにおいても、
 国内農業の保護が足かせとなって、欧米や中国に遅れを取っているが、農業をもっと自由化しても、
 日本の農業は生き残っていけるし、より発展させることはできる。
といったことを発言した。
 5月に初めて台湾に行ったときに会った国会議員に再会することもでき、台湾の方々との交流を深めるとてもいい機会となった。
09月17日(日)
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