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たむけん日記
by たむけん
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■小沢一郎新代表誕生
 代表選挙で、小沢一郎氏(119票)が菅直人氏(72票)に圧勝して新代表に就任。
 私は、9月の党員・サポーターによる代表選を実施することが一番大切だと思っている。そして、今まで民主党代表になったことがない小沢氏にやってみてもらいたいと思っていた。
 小沢一郎氏については、私も13年前の著書「日本改造計画」に感動し、細川政権誕生で日本も二大政党への第一歩を踏み出したと期待に胸をふくらませた。「日本改造計画」に示されているビジョンは時代を先取りしたもので、小泉政権の構造改革もそれをつまみ食いしたに過ぎない。自民党vs社会党の体制を崩して、今の民主党への道を開いた功績は歴史に残るものだ。新進党の解体(97年)、自自公(自民・自由・公明)連立の解消(99年)などから「壊し屋」とも言われることもあるにも関わらず、いまだに、小沢氏の人気は国民の間に根強いものがあるばかりか、民主党内の若手議員には小沢シンパが大勢いる。
 確かに、小沢氏が所属する政党は、自民党→新生党→自由党→民主党と変遷してきたが、「自民党では日本を変革することができない、まずは政権交代」との思いは一貫している。小沢氏も63才。今回の代表職を最後の挑戦と思っているのではないだろうか。今の民主党を分裂させるようなことは決してしないと私は信じている。
 代表選前の演説でも「私も変わらねばならない」「9月には代表選を実施し、審判を仰ぐ」といった発言が我々民主党議員に期待感を持たせた。そして、菅直人氏を代表代行に据え、前原執行部をそのまま引き継ぐというサプライズ。滑り出しは上々。
 政権交代への道のりはまだまだ険しいが、野党第一党である民主党がしっかりと政府与党をチェックし、対立軸を示していかなければ、日本の政治は良くならない。民主党に課せられた責務を十分に認識しながら、小沢代表のもと、一丸となって、民主党の一日も早い再生、そして躍進を目指します!

04月07日(金)
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