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たむけん日記
by たむけん
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■県連副会長に就任/アメリカのロビイスト
午前中、民主党静岡県連(正式には静岡県総支部連合会。要は静岡県の民主党議員団)の年に1度の定期大会。ゲストスピーカーは渦中の前原誠司代表。大勢の記者が東京から付いてきた。メール問題については「メールの信ぴょう性は未だに証明できていないが、自民党には巨大な闇があることは間違いない」と昨日までと同じ強気のスタンス。
県連の役員選出があり、会長は渡辺周衆議院議員(静岡6区)が続投。幹事長は榛葉賀津也参議院議員から藤本祐司参議院議員へ。私は3役の一角である副会長に就任した。あと県内の国会議員は、前原代表の筆頭秘書役である細野豪志役員室長だけ。昨年の総選挙で、県内の衆議院議員が6人から3人になったことで、私も民主党静岡県の中でさらなる責務を果たすことが求められている。来年4月の統一地方選挙で、民主党が拡大すべく、ローカル・マニュフェストなど新たな試みも提案していきたい。
午後、地元の事務所にアメリカの大手製薬会社3社の方が、東京にある在日アメリカ製薬業協会の人に連れられて来訪。在日アメリカ製薬業協会の方は東京の議員会館にはすでに2度来ている。最初は同僚議員からの紹介。
製薬会社のアメリカ本社の人を日本に招き、国会議員の地元事務所を陳情に回るプログラムを定期的に実施しているとのこと。今回は静岡県が選ばれ、自民・民主・公明の国会議員の事務所をマイクロバスで回っている。
通訳もいたが、私が英語で自己紹介をしてから、結局すべて英語でやり取りした。陳情の内容は、薬の販売についての厚生労働省の規制の緩和。その規制緩和により、アメリカの製薬会社が日本に更に進出できるメリットもあるが、日本の消費者も同じような薬をより安く入手することができるというものだった。
日本では、個別の業界が、その業界に関する政策に精通している議員だけでなく、幅広く何度も、民主党のような野党議員も含め陳情活動を行うということは滅多に無い。ましてや、海外政府にまでというのは皆無だろう。
アメリカのワシントンでは「ロビイスト」と呼ばれる専門家(法律家など)が、議員や官庁に食い込み、各種政策を採用すべくロビイングを行っている。日本の、それも、社会保障分野の政策ではまだあまり活動していない私の、それも地元までやってきて陳情をするとは。
アメリカのロビイストのすごさを垣間見た。
02月25日(土)
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