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たむけん日記
by たむけん
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■清水の次郎長
 今日、しばらく前から読み進めていた「次郎長と明治維新」という本をようやく読了した。この本を読もうと思ったきっかけは、しばしば参加させて頂いている勉強会で著者の田口英爾氏(次郎長研究の第一人者。元長銀総研理事長の竹内宏氏とは小学校から高校まで同級生)が講演をなさるという案内をもらったこと。
 そもそも、清水と言えば次郎長。次郎長の功績については漠然とは知ってはいたが、恥ずかしながら、まとまった知識は持っていなかった。清水みなと祭りでは次郎長道中にも参加して、ますます関心が高まっていたので、ちょうどいい機会と思い読み始めたものの、なかなか、まとめて本を読む時間が取れず、電車での移動中やちょっとした合間に読み進めてようやく読了した。
 次郎長というと、私が生まれた昭和43年頃までは毎年4、5本の次郎長映画が作られていたそうだが、映画などで取り上げられているのは、次郎長がヤクザの親分だったころのいわゆる任侠話。それはそれでもちろん面白いのだが、次郎長が後世まで名を残したのは、明治維新の時代において、ヤクザの世界から足を洗った後、富士山の麓(富士・富士宮地域)の広大な地域を開墾したり、清水港の近代化に尽力したり、英語の私塾を開いたりと、様々な社会的貢献をしたこと。
 明治時代の清水、そして次郎長の活躍に思いを馳せ、私も平成維新を担う一人として頑張りたいと、思いを新たにしました。
10月14日(木)
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