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たむけん日記
by たむけん
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■【参議院選・静岡選挙区】民主党は2人の候補擁立
 次期参議院選挙の静岡選挙区(定数2)において、民主党静岡県連は2人の候補者を擁立する。現職の海野徹議員と新人の藤本祐司氏。藤本氏は、今日、UFJ総研を退職し、記者会見を行った。もともと14日の県連定期大会でお披露目の予定だったが、先週、マスコミに報道されてしまったため、前倒しの会見となった。
 定数2の選挙区に2人、要は民主党の議席独占を目指すという厳しい目標ではありますが、私も民主党の一員として、支援者の皆さまと共にできる限りのことをしたいと思っています。藤本氏の擁立について、内部者である私は表立ってお話し出来ないことも多いのですが、ご参考までに新聞記事を載せておきます。なお、末尾の海野議員の県連についての発言はあくまで海野議員個人の見解であり、私も同意見というわけではありません。一候補者にすぎない(=議員ではない)私は、静岡での民主党の発展のために、ただただ頑張っていくのみです。

【静岡新聞1月31日 民主、藤本氏を擁立 次期参院選静岡選挙区】

 夏の参院選静岡選挙区の新人候補として、民主党県連は30日までに、UFJ総合研究所の主任研究員、藤本祐司氏(46)=都内在住、浜松市出身=を擁立する方針を決めた。藤本氏は週明けにも勤務先に辞表を提出する。藤本氏は同日、静岡新聞社の取材に対し、「国と地方の関係を変え、地域の実情、住民ニーズに合った地方自治の確立に注力したい」と意欲を述べた。
 藤本氏は沼津東高から早大卒。ミシガン州立大大学院修了。平成元年にUFJ総研に入社。一時休職し、同党衆院議員の政策秘書を務めた。同党県連は連合静岡、県議会「平成21」との三者協議会で統一候補としての了承を得た上で、党本部に公認申請する考え。
 民主党では既に現職の海野徹氏(54)が党公認を得ているが、海野氏が静岡空港や一昨年夏の知事選などでの立場の違いから連合静岡の推薦を取り消されたままになっているため、県連が連合静岡などとの統一候補の擁立作業を進めていた。

【読売新聞2月11日 参院選 民主、藤本氏公認へ 2人目民間人 公認・海野氏は県連批判】

 民主党県連(細野豪志代表)は9日の常任幹事会で、参院選静岡選挙区(改選数二)の公認候補として、UFJ総合研究所主任研究員、藤本祐司氏(46)を擁立する方針を決めた。14日の常任幹事会で藤本氏の決意表明を聞いたうえで正式決定し、党本部へ公認申請する。藤本氏は12日に出馬表明する予定。
 民主党はすでに現職の海野徹氏(54)を公認しており、「政権交代を目指す政党として、二議席独占を目指す」(細野代表)ことになる。ただ、この日の常任幹事会では、二人の支援を地域割して行うのかどうかなど、具体的な選挙態勢については意見がまとまらず、今月末までに結論を出すとして先送りされた。
 参院選では、自民党も現職の山下善彦氏(57)を公認しているほか、2人目の候補として元副知事で厚生労働省職業能力開発局長の坂本由紀子氏(55)に出馬を要請。共産党は党県政策委員長の島津幸広氏(47)の擁立を決めている。
 一方、海野氏は8日、空港はいらない静岡県民の会の総会であいさつし、静岡空港建設推進の石川知事を支持する連合静岡とともに、夏の参院選の二人目の候補者擁立を進める民主党県連執行部を非難した。公認が決まっている海野氏は、県連の対応について「どこかの団体の子分、隷属物に成り下がってしまって、その言うとおりに動いている」「大義は政権交代だが、二議席取ることは奇跡でも起こらないとあり得ない」などと述べた。批判の矛先は、連合静岡に配慮して空港問題へのスタンスをはっきりさせない細野代表個人にも向けられ、「(連合静岡に)呼びつけられては難題をふっかけられ、そちらの方向が正しいと勘違いしているのかもしれない」「小選挙区の候補者になっていくと、数百票が大変重くなり、『おれたちがやってやった』と言われると、『そうかな』とうなずくか、黙っているのが実態」とも。そのうえで、「(県連執行部は)まだ若いので、救ってあげたい。私が勝たせていただくことが、彼らの救済になる」と結び、空港反対を唱えて勝利するために、全面的な協力を呼びかけた。


02月12日(木)
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