ID:59727
日々の感情。思ひ。その他。
by みゆき。
[123645hit]
■ふと。
ツイッターで2次元キャラのなりきりと話す事が楽しいと思い始めた。腐っていく自分を何とも思わなくて。
ふと、明日が誕生日だというツイートを見た。その少し前に私は、別の記憶を掘り起こしていた。
随分前に記憶でしか現れてくれなくなった人の事を。明日はその人の誕生日なんだ。そのツイートと同じ。
自分の父親の誕生日すら祝わなかったのに、同じ死人の、肉親ではないその人の誕生日は覚えていた。
薄情な奴だね。去年は普通で居られたのに、今年は何故か思い出すだけで胸が苦しくなって、どうしようもない程彼の追悼をしたくてたまらなかったのに前日の今でさえ何も思いつかない。
でもそんな事はどうでもよかった。少し前、mixiにおめでとうメッセが届いてた。純粋にお祝いを述べるものと、ふざけてこれも失礼にも年齢を聞いてくるもの。どうでもいいと思った。私の中で、私の誕生日はあの電話が来た時点で終わっていたから。薄情な奴。どこまでも自分を庇護してくれる人に甘える。
以前のように、似顔絵を描こうかと思って挑戦したけどすぐに挫折した。今の私には何かを遂行できる気力の欠片もなかった。始めようと頑張りはしてみたものの数分後には諦めてて、PCの壁紙を、一日限定で彼のものに変える事ぐらいしか最終決定項目はなかった。そんなお祝いでも、許してくれるかな。
その後、また妄想と戦った。結局、私の中のもう一人の私の言い分でしかない妄想。どこまでも甘えられる世界で私はただ守られたかった。生きる意味が見出せなくて、何をしていいかもわからなくて、ただ目の前にあるものをただ気の向くまま消費してるにすぎなかった。生ける屍とはまさにこんな感じなんだろう。
必死に追い出そうと思っても、甘い私には追い出す事はできず、小さくなって燻っている。消えない妄想。
私は弱い癖に普段強気な事ばかり言って何も出来なくて逃げてそれを笑われるのを恐れているバカな奴。
わかっているのに何もできないどうしようもない奴。メンタルは落ちるくせに壊れない。辛くても逃げ切れない。
皆どうやってこの苦痛から逃れているんだろう。どうやって昇華してるんだろう。
ふと思ったんだ。この世からいなくなってしまった人がいなくなった時の年齢と同い年になってしまった。
ここらが潮時なんじゃないかって。それを、同じ思いを抱えてる人に送ったらどんな返事が返ってくるんだろうって思ったけどどうせ優しい言葉しか返って来ないだろうと即座に思い至りそれを送る事すらバカらしくなった。
享年と同じ年。なら、享年となる日も同じにしたら、面白いかな。
自分のためには何にもできなくて、他人のためなら無理をして、体壊して。何度やっても覚えない。
繰り返して、バカだって思っても、自分のために何をすればいいのかわからない。だから考える。私がいなくなれば、周りにかかる迷惑も負担も減るだろうって。何の恩も返せてないのに。
いつだって思ってた。小さい頃から迷惑をかけてたから、人の役に立ちたいと。
でも何度試しても、試行錯誤しても上手く行かなくて。もうどうすればいいかわからなくなった。
誰かの世話になるばっかりで、私は誰にも何にも返せてなくて、それが更に私を苛む。苦しいのに何も思いつかなくて、どうしようもなくて、消えてしまいたいと思うのに、ただ生きてる。なんで?
人に必要とされたい。多分私の生きる意味ってそれだけだと思う。だから人に固執するんだと思う。
人の思いを背負うのはとてつもない重責で、私に背負えるだけの力なんてないのに、必要とされたいと願う。
上辺だけ取り繕ってもその時だけで、またふらふらと何をしていいかわからなくて彷徨う。
そんな繰り返しが私の人生。自分を律しない限り、必要とされない事ぐらいわかってるのに。
もう結構限界。
12月12日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る