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とも蔵日記
by とも蔵
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■那須
今回のテーマは「暖まる」という事でメインは温泉。
という訳で、予約した宿はなんと19種類ものお風呂が24時間楽しめるという面白そうな所。
それぞれの風呂が独立して仕切られており、内側から鍵をかけて貸し切りにできるというシステム。
夕食後は込み合って、空いている風呂が少なくなるとの事。
チェックイン後、まだ陽も沈まぬうち早々にお風呂へ。
さすがにまだどの風呂も空いており、いちばん気になっていた電流プラズマ露天へ。
ここは湯船に電極が埋め込まれており、そこから微弱電流が流れて、入る者は
ピリピリとした心地よい刺激が楽しめる、というもの。
いざ入湯!
‥‥‥‥
うっ‥‥こ、怖い。
指先を少し入れてみるが刺激は感じられない。
恐る恐る入ってみても何も感じられない。
何じゃこりゃ。
と、油断して湯船の端に寄りかかった瞬間ビリビリッ!
「わぁ!!!」
電極は湯船の両サイドにありました。
感触を分かりやすく言うと、接骨院にあるビリビリするやつ(これで分かるのか?)
もしくは、低周波治療器。
どちらかというと低周波治療器に近い感じ。
慣れるとたいへん気持ちよいです。
ただし、一回の入浴で3分以内、一日三回まで、妊婦さんと心臓の弱い方は入れないそうです。
そしてお次ぎの風呂へ。
ここの貸し切り風呂システムのデメリットとして、それぞれの風呂が独立しているために
違う風呂に移る場合は、いったん外に出ないといけない事があげられます。
つまり、また服を着ないといけないのだ。
これが面倒。
次は露天スクリュージャグジー。
グルグル回る風呂だ。
といっても風呂自体が回るわけではない。
風呂の湯がグルグルと、まるで洗濯機であるかのように回るのだ(苦笑)
早速丸い湯船に入ってみる。
壁にあるボタンを押すと、湯の回転が始まるらしい。
「ポチっとな」
ゴォーという唸りとともに確かに回る。
自分の身体も一緒に回る。
ちなみに二人で入った方が良く回る。
いったい誰がこんな風呂を考えたのだろうか。
はじめは笑いがとまらない。
が、3分もすると気分が悪くなる(苦笑)
退散。
ここで部屋に戻り夕食。
夕食後しばしの休憩、深夜ふたたび風呂。
三箇所目はアクアジェット。
しかし、ここでいくつかの問題が。
まず、他の宿泊者のマナーが大変悪いということ。
風呂からあがる時は湯船に虫や枯れ葉が入らないように蓋をする、というルールが
あるにもかかわらず、開けっ放し‥‥(後に行った数カ所でも開けっぱだった)
すでに湯には何匹かの虫が浮いていた‥‥
他にも、どんな風呂か確認するのに土足のまま上がり込んだ跡があったりと、モラルの
かけらも無い輩達にはがっかりだった。
浮いていた虫さんを取り除き(やや気分は悪いが)入ってみた。
やぱりここにもある壁のボタンを押すとスペシャルなサービスがはじまる。
まずは下からゴボゴボゴボゴボゴボゴボ、これでもかってぐらいの空気が。
これがチ○チ○にあたる感触は何と表現していいかわからないが、微妙に気持ち良い(苦笑)
それがしばらく続いた後、今度は上からジェット水流4本による打たせ湯が。
両肩にまんべんなくあたる水流はなんとも気持ちよいのだが、跳ねた水しぶきも凄まじく
一緒に入っている者にはちょっと我慢が必要である。
打たせ湯の次は上からザッパァーと大雨が降ってきます(苦笑)
これがまったくもって意味不明です。
ホントにスコール状態。
これをする意味がわかんね‥‥
とはいえ面白いです。
さて、そろそろ落ち着いて入ろうか、と思った矢先に問題その2が。
その問題とは虫さん達。
夕食前に入った時はまだ明るかったので大丈夫でしたが、夜は露天風呂の照明に虫が
寄ってくるのです。
それもとんでもないヤツが。
10センチ以上はあろうかという蛾がバタバタ飛んできました。
ぶったまげる二人。
こりゃダメだ‥‥退散。
この後、いくつかの風呂をまわってみましたが、虫さんがブンブン飛んでいたり
風呂に蓋がしてなかっりで、露天は諦めました。

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09月10日(日)
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