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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■いわゆる永遠の閉店セールみたいなもの
街中のYahoo!BBの赤いブースに常に進路をふさがれる伯耕です。

どうもこんばんは。




さてさて、今日も大津市内で病院実習であります。

いつものように午前6時半に起きてシャワー浴びて着替えて豆乳飲んで、

準備が整ったところで自宅を出発です。今日もがんばるぞ。




およそ1時間後、大津市内の病院に到着。

白衣に着替えて外来に向かい、ミーティング中の先生にご挨拶。



俺「おはようございます。」


医「おう、おはよう。今日の予定やけどなー。」


俺「はい。」


医「午前中はリハビリテーション科に行ってくるといい。」


俺「リハビリですか。」


医「向こうの部長の先生には話をつけてあるからね。」


俺「ありがとうございます。」



というわけで午前中はリハビリテーション科の見学をさせていただく事に。

大きなリハビリ室では個々のメニューに応じて患者さんたちがリハビリ中。

作業療法士さんや理学療法士さんたちが活躍しています。



こちらでは部長の先生に術後リハビリについて説明を頂きました。

事故や脳血管障害などにより一時的に行動制限が掛かることにより、

それまで無意識にやっていた「動き」を人は忘れてしまうとのこと。

一連の動きを構成する個々の体の動かし方を再び意識化し、

長い年月とトレーニングを積んで徐々に人間らしい動きに近づけていく、

長期に渡るリハビリで歩きを取り戻した患者さんの姿に非常に感動したと共に、

「歩く」「手を使う」などという人間特有の活動って実はすごいものだ、

そんな風に感じたリハビリテーション科見学でした。




その後、スポーツリハビリのお話を伺っていたわけですが、




医「学生さん、ちょっと足を前にグッと踏み出してみようか。」


俺「こうですか?」


医「うん。そのまま膝を徐々に曲げてみて。」


俺「こんな感じで?」


医「うーん、膝がちょっと内側に曲がるねー。」


俺「それは・・・どうなんですか?」


医「内側側副靱帯と前十字靱帯に負担が掛かりやすい膝だよ。」


俺「そうなんですか!」


医「負担をかけると痛みやすい膝だね。気をつけたほうがいい(笑)。」





これにて、





ワールドカップに出場してモテモテの夢は消え去りました。





・・・




・・・





で(泣)





そんなわけで午前中はリハビリテーション科のお世話になりつつ、

機能回復についていろいろとためになるお話を頂き、

その後は再び実習科に戻って外来見学、正午過ぎに昼飯タイムです。




職員食堂で独り寂しくボソボソと飯を食い、(←※お約束)





午後は手術見学、気がつけば2週間ひたすらに手術手術の毎日です。

本日付かせて頂いた先生にいろいろな解説をしていただきつつ、

3例連続で手術を見学、手順も分かってきたところで時間は午後6時過ぎ。

手術終了と同時に本日の実習は終了です。




さーてと、




壮行会だぁ。(※≒飲み会)




大津から京阪電車で京都に戻り、いざ百万遍へ。

今日は毎年夏の北海道検診にてお世話になった京大病院の先生の壮行会。

この夏から2年間、イギリスへと留学されるということです。




遅れて登場すれば会場には懐かしい顔がいっぱい。

久々にお会いした先生もお変わりなく懐かしい限りです。

一緒に検診に参加した医学部オリジナルメンバーも5人全員集結し、

病院情報などを交換しつつ、楽しく飲んでおりました。





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06月14日(水)
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