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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■実習と治療とラーメンと
先生が走ってます。どうもこんばんは、伯耕です。




本日も皮膚科での実習は続きます。

今日は午前中の予定なし、午前10時過ぎまでゆっくりと寝て、

いつも不足気味な睡眠をここで取り返すのでありました。



支度を整えて大学生協ルネへ。

当たり前ながら今日も独りきりです。文句あるか。(←※痛)



それにしても俺、



いつもいつも独りで食ってて、



挙句の果てにカップルとかに近くに座られたりして心細い思いしてるな。。




・・・




そうか!




これからは独り者が集まる席に座ればいいんだ!




というわけでいろいろ探した挙句、

あからさまに暗いオーラが漂う男達が点在するエリアを発見。

空いている席に着席して、昼飯を確保して戻っていざ食事スタートです。




気がつけば俺、




この暗いオーラが漂う独り者エリアで、




すっげーなじんでる。(←※)




独り者のみのコミュニティーがこんなに心地良かったんですか。

そうですか、俺には大都会の吹き溜まりが似合ってるんですか。

冬が始まるよ、木枯らしなんかも吹いちゃうよ、俺の心に。(←※激痛)




で(泣)




相変わらずイタタタで飯を食ったらルネを出発。

午後からの実習に間に合うよう病院へ向かわなければなりません。

自転車を飛ばし、京阪出町柳駅からは京阪電車に乗り換え・・・




・・・




数十分後、




滋賀県・大津市到着。




今日はこの科では1週に1度ある学外病院実習の日。

班員6人も今日だけは関西各地の病院に振り分けられて実習です。

俺はここ大津市の大津○○病院にて午後いっぱい皮膚科実習の予定。



初めて訪れた病院ですがなかなか新しい感じで好印象、

皮膚科外来前で待っていると中から看護師さんが呼びいれてくれました。

検査室で白衣に着替えていざ、実習スタートであります。

主に外来診療を見学させて頂き、いろいろ先生から解説して頂きました。

大学病院とはまた違った雰囲気でなかなか充実。



患者さんが切れたあたりで先生が皮膚科の特徴についてお話してくれました。



俺「皮膚科疾患は見た目では判別つかないものが多そうですね。」


先生「そういう場合もある程度の見当はつけておく必要があります。」


俺「どんなふうに見当をつけるんですか。」


先生「だいたいですね・・・」




この後ものすごい鑑別フローチャート炸裂。




先生「・・・てな感じでの鑑別を3秒くらいでやってます。」


俺「さ、3秒ですか。。。」


先生「ええ、だから知識が自由自在に取り出せるまでひたすら修業ですよ。」


俺「必要な知識量多そうですね。。。」





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・・・




超、俺向きやん。



と、いろいろ専門以外にもいろいろお話をしていただいたのでした。

時間が空いた時には控え室でお茶とお菓子までご馳走になり、

さらに俺が何気なく指にイボ(※尋常性疣贅)ができたと話したら、

わざわざ液体窒素スプレーを持ってきて凍結療法までして頂き、

と言おうかむしろ自分でやって、(←※練習)

勉強にも治療にもなった学外病院実習だったのでした。



それにしても実習で学外病院に出るたびに、

いやはや、早くお医者さんになりたいと思うものです。それまであと1年半。




そんなわけで実習も終わり、時刻は午後5時半。





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