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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■1日32時間でヨーロッパ出発
「失礼します。当機到着が30分ほど遅れることとなりまして・・・」
・・・
工工エエエエ(゚д゚;)エエエエ工工(←※この30分がショック大)
30分がこれほど重いことを改めて実感しつつ、
しょうがないので腹をくくって待つことしばし。
時刻は現地時間で午後3時過ぎとなり、いよいよ着陸の時間が迫ってきました。
高度を下げる飛行機、
窓の外には緑の中に広がる工業地帯。
これがドイツの景色なんだなーと思うとなんか感慨深い感じです。
飛行機は緑の中をどんどんと高度を下げ、
そして地上がギリギリまで近づいたところで一瞬の衝撃、そして逆噴射。
午後3時20分、飛行機は無事、フランクフルト国際空港に到着しました。
さーてと、飛行機を降りて乗り換えです。探すはA61番ゲートですが、
お、こっちか。
というわけで進んでみたら、
・・・
大丈夫かこの道で。。。。(←※怪しさ全開)
なんか工事中だし、作業員が行ったりきたりしてるし、
てかプレハブだし、そして一緒に歩く人々はどんどん減ってきてるし、
だいぶ疑問を抱き始めたところで唐突にシャトル乗り場が登場。
とりあえず乗って終着で降りてみたら、
何事もなかったかのように普通にAゲート乗り場に到着しました。
かーなり厳しく時間のかかる身体検査と手荷物検査をクリアしていざ搭乗口へ。
さあ、次は一気にロンドン入りですよ!
しかし待ち時間3時間。
この3時間はひたすらに眠気との戦い。。。
現在時刻がドイツで午後4時ってことは日本では午前0時。
考えれてみれば眠時間2時間半の後で20時間ずっと起きているわけで、
しかも何もすることがなくただ待つだけというのは眠いことこの上なく、
だからといって治安に不安がある中で寝てしまうのは危険だし。。。
頑張って時間をつぶして何とか起きていることしばし、
午後5時40分にようやく搭乗手続きが始まり、
午後6時過ぎ、ルフトハンザ航空4740便はフランクフルト国際空港を離陸しました。
目的地ロンドン・ヒースロー国際空港まで1時間40分のフライトですが、
俺は12時間の長旅と3時間の待ち時間で心底くたびれ果てて、
離陸するなり窓に寄りかかって寝てしまったのでした。
てかこの便、日本人が俺以外に誰もいないような。。。。。
・・・
・・・
機体がガクンと揺れて目を覚ましました。
1時間も寝たらだいぶ頭もスッキリしたなーと思いつつ、
なんとなく窓の外を見てみれば、
・・・
すげーーーーー!!!!!!
すっかり日も暮れて夜となった窓の外。
見渡す限りの地上一杯に細かいオレンジの電飾が広がっていました。
地平線はるか先から伸びてきてジャンクションを作って交差するハイウェイ、
オレンジだけではなく色鮮やかなネオンが集中する地区
これはかなりの大都市・・・ってもしかしてよく見れば、
夜景の合間を縫うように蛇行する川はもしやテムズ川。
川べりに色鮮やかにネオンを光らせる大観覧車はもしやBA London Eye。
ロンドンだ!!!!
蛇行するテムズ川を中心に際限なく広がる大都会。
飛行機はロンドン中心部のまさに直上を旋回しながら飛んでいきます。
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02月26日(月)
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