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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■勝負と情報戦の実習病院争奪戦2日目
「お前第1希望○番なんやな。無難なところ選んでるやん。」



「いや、これは直前で第2希望に落とすつもり。」



「え、なんで?」



「今のところ第1希望で出してみんなを牽制しておく、そして第2希望者は無し。」



「ああ、ってことは、これを直前に第2希望に落とせば・・・」



「そう、直前に第1希望人気コースで勝負して、落ちても第2で止ると。」



「第2希望でかち合うやつはいないの?」



「すでに第2で○書きそうなやつには書かないよう交渉済みやわ。」



「さすがやな。。。」




・・・





もはや理解不能。




105人が繰り広げる駆け引き、そして情報戦は壮絶なもの。

デマかもしれない怪情報を取捨選択し、全員の動向を常に監視。

私も第1希望で出しているコースを奪われないようチェックに必死です。




そして時間はどんどん進み、




午後5時、ついに争奪戦は終了しました。




どよめきを残しながらも抽選会のため南部生協へと向かう医学生たち。

今から30分も経たないうちに運命の病院実習コース発表です。



まずは第1希望決定者の発表。




・・・




・・・




・・・





通った〜〜!!!




いやはや、敢えてみんなが嫌う遠方1発目を選んだのが良かったようで。

外病院も静岡県立総合病院と北野病院、文句ありません。

内科実習が糖尿病内科になったのも、人から見れば妙かもしれませんが、

循環器医を目指すものとして糖尿病科は勉強しておきたかったんです。



ああ、それにしてもようやく決まってよかったよかった。




近くにいた友人と共に、当選を喜び合っておりました。





俺「いやもう、この2日は心臓磨り減らすような想いだったよな。」






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・・・





ごもっとも。(←※ダメ)




突っ込まれながらもこの1年間がとりあえず確定したことにバンザイ。

それにしてもみんなの真剣勝負が見えたこの2日間でした。。。

運悪く抽選もれした人も、なんとかいいコースが見つかるといいものです。




怒涛の抽選会も終わり、

同級の医学部バドミントン部の方々と共に飯@京のつくね家(※別窓)。

美味しい親子丼を食って第1希望ゲットをお祝いしようの会であります。




ここに来るのもそろそろ5回目くらい。毎回毎回親子丼なのも難なので、

今日は「唐揚げ定食」を頼んでみることにしました。これも1260円とちょっと高め。




そして唐揚げ、頂いてみれば、





超ウマー(゚д゚)。





大衆定食屋の「唐揚げ定食」とは一線を隔すまさに「美味しい唐揚げ定食」。

素材、調理法、盛り付け、アレンジを工夫するだけでこうも変わるものかと。

甘いタマネギと共に頂く唐揚げは衣がパリッ、中がジューシーでさすがの美味さ。

このお店、いわゆる「本当に美味しい大衆料理」を食わせるお店として、

素晴らしいセンスを持っているとしか言いようがありません。



食い終わり、大満足して友人としゃべっていたところ、




店「卵かけ御飯、サービスしましょか。」




店のおばちゃんからのご好意に甘え、頂いてみることに。

定食のサービスらしいですが、親子丼の3人にもオマケでサービスです。

ああ、学生さんには優しい京都の街バンザ〜イ。





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06月08日(水)
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