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ダメダメ医学生の京風日記
by 伯耕
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■ノリと度胸のOSCE2日目
うん、伯耕、強く生きるんだよ。非モテ系でもいいじゃないか。

ミミズだって、オケラだって、アメンボだって、みんなみんな生きているんだ。

みんなみんな生きているんだ、ともだちなんだ。





さて(泣)





試験も終了し、同じく試験を終えた友人、猿と共に

東山東一条、イタリア会館内のSunshine Cafe(※別窓)にて珈琲。

先ほど終わったOSCEの話題から始まり、病院実習、就職先の話題、

どんなやつも個性として受け入れてくれる関西は居心地が良いという話題など、

1時間ほどいろいろとおしゃべりしておりました。

何気にお互い関東文化圏脱出組、関西はいいとこだがや。(←※違)




と、いろいろしゃべったところで午後5時過ぎにお別れ。

いったん帰宅し、荷物の整理やら部屋の片づけやら。



そして、そろそろ腹も減りました。




当然の如く、




ラーメンだぁ。(←※食べすぎ)




最近とみに頻度が増しているのは気にしない。

だって、数少ない男独りで食べに行って恥ずかしくない店なんです。

ラーメン屋は寂しい独り身男性の心の拠り所なんです。




さて(泣)




本日も新店開拓をすることに。

出かけたのは河原町丸太町下る西側に開店した「一神堂」。

あの人気店「東龍」をプロデュースする森元氏が新たな境地を切り開いた気鋭店です。

河原町通り沿いとはいえ、激しくわかりにくい店なのでご注意。




ようやく発見してみれば屋台風のレトロな雰囲気にビックリ。

カウンター6席、テーブル5席の小さなお店は「東龍」のネームバリューもあってか、

多くのお客さんででかなり賑わっていました。




ええ、大変賑わってますよ。




カップルで。(←※痛)




あの〜、俺以外の客全員カップルというこの状況をどうしたらいいんですか。

しかもカップルのテーブルと相席というこの状況をどう打破したらいいんですか。

ラーメン屋は独り身男性の聖地じゃなかったんですか。




だいぶ痛くなってきたところで(泣)、




ようやくオーダーした「一神堂ラーメン」が登場。

一杯ずつを鍋で作っているらしく、完成までに10分以上かかるようです。

登場したラーメンの具でまず目立つのはアサリ、

海鮮系の旨味を織り交ぜるあたり、さすがのセンスだと期待が高まります。


スープを頂いてみれば、やはりアサリの強い旨味、ベースを支える豚骨、

そして、数々の香味野菜由来と思われる複雑な旨味が舌の上に広がります。

海鮮系の旨味は独特な故にラーメンに使うのは諸刃の剣だと思っているのですが、

さすがは森元氏、他の素材と組み合わせ見事にまとめ上げている印象でした。

海鮮系素材、特に貝類を活かしたラーメンといえば、

京都では天下一品の「潮彩ラーメン」、そして龍門の「海鮮そば」がありますが、

これらのラーメンが海鮮系の旨味をいい意味で「荒く」出しているのに対し、

ここのラーメンはこの旨味を上品に、細やかに生かしている印象です。


独特のチャーシュー、そして具材にザーサイが乗るあたり、

新たな塩ラーメンの境地として、森元氏の力の入れようが覗われます。

しかし、かつて森元氏がプロデュースした昔の「唐子そば」や、

初期の東龍(※店舗拡張前)の激旨ラーメンのレベルを考える限り、

さらなる発展の余地を十分感じさせるもの。

お話を聞く限り、今は塩ダレに力を注いでおられるそうですが、

特に豚骨の出ダシや各種香味野菜の配合などでさらに進化の余地があるでしょう。

うまく行けば京都最強のラーメン屋として大化けする可能性十分、

今は独りのラーメンファンとして見守っていたいと思います。

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06月05日(日)
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