ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[384436hit]
■7943,閑話小題 〜なるほどと思うこと暫し
* 毎日、家内以外には誰とも話さず…
パンデミック以来、スポーツジムで軽い会釈以外は誰とも話すことがなかっのも、
悪くはない。それも変と思いつつ、早くも11年が過ぎていたが、パンデミッた。
私の他にも、そういう人が半数が存在をしていたが、淡々と己のコースを過ごす人
も結構多い…。 コロナ禍以来、大方が黙々と、それぞれのコースを熟している。
御近所に、引っ越し以来50年、内幕情報屋的存在が存在する。非日常をネタを嗅ぎ
回る輩… 内幕情報屋である。敵も多いが、見方も多い。週刊誌の話題から、
近所周辺の変わりネタの餌を嗅ぎ回る… 「ねえねえ聞いた」が枕詞。
ここでも屡々、話題にするが…自分が「万引き以下の軽犯罪」を振りまく自覚がない。
面白いため、誰も注意しないで軽犯罪を聞き入るが、聞き入ると同時に、同町圧力
の仲間入り。連れ合いも、その毛が無くもないが、、その面白いこと、この上ない。
いずれの世界も、仲間という同調圧力で繋がる。それが悪いというのではなく、
同調するとともに、考えなくなるのが悪いのである。
何事も変わりいくもの。その変化から考えが生まれ出るもの。人生には、終わり
まで、変化が続き様に押し寄せてくる。その彩が人生模様となる。その意味では、
人生の相方が重要となる。これは当たるも八卦、外れも八卦である。外れも己の
力で直さなくては! 直そうと思えば治るから、面白い! 外れたら、外れで何
とかなるか?
・・・・・・
7244,閑話小題 〜ラスト♪ソング =4
2020年12月17日(木)
『ラスト♪ソング』佐藤由美子著
* 一霊四魂とは、
この著書で知った言葉。 ここのテーマにで、’‘こころ、心、魂’について
書いてきたが、‘魂’の構造については知らなかった。
* 欧米は、死についての話題を忌避しない
『世界のピアノ』が、NHK/BSで放映されている。世界の飛行場・鉄道など公共の
広場で通行人が気楽に演奏をする。(NHKが企画したもの)。欧州では、ピアノ
が生活に入りこんでいる。ピアノ曲目の演奏が、イコール…人生になっている。
路上生活者から富裕層まで様々な人たちが登場する。そして…何ゆえに、そこに
至ったかの彼らの人生のナレーションが入る。誰でも、人生の曲目がある。
〜その一節から〜
≪ ◉ どの話も読み終えるたびに思わず目を閉じて、そっと息を吐出すような、
悲しみに満ちたものだった。しかし、それぞれの患者は著者の歌に自分を取り
戻して、安らかに終わりの時を迎える。なかにはまるで奇跡のような話もある。
とりわけ印象に残ったのが最終章の沖縄出身の時子さんの話である。
<時子さんは空襲を逃れて名古屋から沖縄に疎開したが、沖縄戦で母と妹を
亡くして孤児になる。父も戦死していた。成人して米軍兵士と結婚して渡米し、
幸せな家庭を築いた。しかし、ベトナム戦争に従軍した夫は帰還後にPTSD
(心的外傷ストレス障害)に苦しみながら死んでしまう。なぜ自分だけが生き
延びたのか、と時子さんは呻吟する。>
そのとき、著者は時子さんから聞いた彼女の人生を書き留める約束をした。
その約束が本書となって実を結んだのだ。
◉ 読了して気づくのは、音楽の力である。多くの人にとって音楽は実体験と深く
結びついて記憶されている。だから音楽を聴かせることで死の迫った患者に人間
らしさを回復させることが可能になるのである。本書にはその実例が集められて
いる。それに加えて深く心に残ったのは、著者の患者への真摯で誠実な姿勢。
著者はブログ(佐藤由美子の音楽療法日記)において以下のように述べている。
「音楽療法士で一番大切なのは患者との信頼関係です。どんなに優れた療法士
であっても、患者に信頼されなければ、セラピーはできません」。
セラピストと言えども、ホスピスにおいては患者との信頼関係づくりは容易に
できることではないはずだが、著者が実践しているのに私は驚く。≫
―
―
▼ 年齢を重なる度に想うのは、 <いま、ここにある自分が奇跡の存在>
[5]続きを読む
12月17日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る