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堀井On-Line
by horii86
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■7898,読書日記 〜『女子漂流』
10^20年前には、ほぼ「うさぎチャン」の書は図書館から借り完読していた。
それも、お歳に勝てず、刃が錆び付きがちで、最近、やっと再会したのが、この本。
女無頼漢作家の面目躍如も「三浦しおん」のおかげか切れ味があり、面白い!
「三浦しおん」は、ときどき目にしたが、読んではなかった!‘うさぎ’も、4人
の姉たちから結婚して離れていった女の鎖と向き合ったのは、10数年ぶり。
何とまあ、女臭が生に伝わってきて何やら、シスコンの血が湧き上がってくるような。
親しみが沸くが、決して心を許せない。ただし魂まで暖まる感覚が好きである。
独身時代に、あるところで、若い女性に、『あなたとヤット出会えた。そして、
決めたの』と言われたことがある。『私は、全然そう思わないのに、何を言うか?』
と自己防衛心が働いたことがある。それは、それで何もなかったが!女心と秋の空と
いうが…!
〜Amazonの内容紹介より〜
《あたしは、世界でたった一人のあたしの味方なんだから》
浪費、整形、ホスト・・・女の業を体現し続ける作家・中村うさぎと、
“女戦線"からの離脱を切に願う“隠遁女子"作家・三浦しをん。ともに女子校に
育ち、だけど紹介より…歩んできた道は正反対の2人が長い漂流の先に見つけたのは。
◎ 美人か、ブスか。美醜という基準は、女子の生き方をとても縛るものだよね。
女子って「でも、ブスじゃん」の一言で、そこまで積み上げられてきたものが、
すべて台無しにされる感ってあるから───中村うさぎ
◎ 出家制度がもっと根付いたら楽なのにって最近よく思うんです。
「大変残念ですけど、モテとかそういう文脈からは脱落させていただきます」
っていうことを、もっと分かりやすく、世間に示す制度があっていいんじゃない
かって─三浦しをん
内容(「BOOK」データベースより)
浪費、整形、ホスト…女の業を体現し続ける作家・中村うさぎと“女戦線”から
の離脱を切に願う“隠遁女子”作家・三浦しをん。ともに女子校育ち、だけど
歩んできた道は正反対。そんな2人が、長い漂流の先に見つけたものは―赤裸々
すぎるガールズ・トーク、ついに解禁。ずいぶん昔からこの人はいったいどこに
辿り着くのかと追いかけていたうさぎさん。
…まったくタイプの違う二人の対談なのに、根本的な厭世観その裏返しの、
人間というよりは「女という哀しい生き物」にたいする愛情。折しもうさぎさん
突然入院して死にかけるし。今は回復傾向とのことで本当に良かった。
うさぎさんについては彼女の書いたものをあまり読んでいない人は、
買い物症候群でホスト狂いで整形までしたバカ女ってイメージが強いのでしょうが、
確かにそれはそうなんだけどそこに至るまでの彼女の葛藤とそこから這い上がる
バイタリティと。そしてそこまで体と心を張らずにいられない彼女の心の奥底には
いったい何があるのか。いつかは精神世界の人になっていくのかぁと思ってみたり。
ーー
▼ 今は危ない町として認知された無法者の街、新宿・歌舞伎町で…ホストを職と
して生き抜いてきた‘うさぎチャン’。その漫画の内容といえば下ネタばかり…
タダ者ではない。ひっかる相方の男といえば、それはそれは!元の鞘には戻れない。
・・・・・・
7566,閑話小題 〜「誇りをもって働きづめだったが、
2021年11月02日(火)
* 「人生は決して豊かではなかった」。
NHKのレポート番組の『72時』が面白くて時どきみている。定点で、ランダムに、
そこに集う人々にインタビューを申し込み、様々な問いかけをする。最近、その類
の番組が多い。…学生時代の武澤ゼミで読まされた『孤独の群衆』を思い出した。
確か…< 大都会ほど、個々が切り離されて、孤独にさい悩まされていて、誰かの
内幕情報を知りたくなり、そこに必然的に、それを売りとする内幕情報屋が成立
する。それが根も葉もない噂でも、恰も真実のように個々を縛りつけて動きが
とれなくなる。 私の知る限りでは、その毒性が強いのが、何人かいて…そこに
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11月02日(水)
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