ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7096,閑話小題 〜パンデミックがもたらす経済的打撃!
   * GDP ▼27・8%の衝撃! 
◉ <内閣府が17日発表した4─6月期国民所得統計1次速報によると、
(GDP)は前期比▼7.8%、年率換算で▼27.8%となった。
民間最終消費支出は前期比▼8.2%、民間設備投資は同▼1.5%。>
◉ <日本百貨店協会が21日発表した6月の全国百貨店売上高は、既存店ベース
で前年同月比19.1%減だった。 緊急事態宣言の全面解除を受けて、5月の
65 .6%減から大きく回復…> とのニュースに、然もありなんと驚きも
しなかった。
◉ アメリカのGDPは▼33%、欧州連合は▼40%と更に深刻!
 
 インフルエンザよりもはるかに弱毒で重症化リスクの低いウイルスでここまで
経済が崩壊したのは、煽ったマスコミのせいも少しあるが、やはり、ことは重大
事態。 このパンデミックが国内だけでなく、世界の問題であるため、歯止めの
目途がたたないこと。
 表立ってはないが、社会的安全距離も小型故にとり様がない駅周辺の居酒屋、
スナックなどの店舗。今さら転業も無理。数年前から、息切れをしていた店舗が、
この8月超えから一挙に閉鎖が表立ってくる。 世界観光地の店に同様の現象が
生じることになり、世界中が、この話題に一喜一憂をする。
 これまで、何の疑いなく世界をツアーを使い、駆け巡ってきたが、
これも当分は無理になる。70歳代半ばになるのだから諦めもつくが…
若い人たちは、その直撃を経験する。

 追:以下のサードプレスが、このパンデミックで全滅! 欧州では、バール。
日本では居酒屋文化が直撃! 何ともうら哀しい時代の到来! 
特に群れを根底に持つ日本文化は、居酒屋文化無しの一匹狼もカタナシ。

・・・・・・
6729,読書日記 〜『サードプレス』 ー2
2019年08月18日(日)
       <『サードプレイス』―― コミュニティの核になる>
 サードプレスといえば、スペインのバール文化。都市の繁華街、田舎の
街の中心地には必ずと言ってよいほどある。昼時、夕暮れ時に自然と人が
集う場所。日本の居酒屋と違うところは、家族連れや、若者、女性が、加わる
ところ。それと値段が格安。それぞれの店の多様性と奥行きの深さは、濃厚な
空気を漂わせている。何やら世間話で花を咲かせている。料理は、日本人好み。
それにワインか、ビール。とにかく楽しそうだ。家、職場、そしてバールの世界。
まず思うことは、金が続くこと。それが可能なだけ安いとしても。
 ――
  〜Amazonのトップレビューより〜
≪"サードプレイスというのは、‘家庭と仕事の領域を越えた個々人の、定期的で
自発的でインフォーマルな、お楽しみの集いのために場を提供する、様々な公共
の場の総称である’1989年に発刊された本書は、都市生活における孤立への警鐘、
そして人間中心の社交場の復活を提唱していて興味深い。‬
 個人的には、ここ数年はいわゆる【場づくり】のイベントへの登壇やコミュニ
ティスペースの相談を受ける事が多くなってきた中で、本書は【だったら!ちゃん
と読んでおかなければ!】と以前から内心思いつつも【値段とページの分厚さ】
に正直、敬遠気味であった中、今回、ようやく覚悟を決めて(笑)手にとりました。

さて、本書ではジェイコブズが【アメリカ大都市の死と生】(こちらも"まちづくり"
関係者の間ではバイブル的な本ですね)で指摘した都市開発の問題点の後に続くかの
様に、家庭や職場以外の楽しさを大切にした【誰にでも開かれた平等な場所】
としての『第三の場所』の必要性をドイツのビアガーデンやイギリスのパブ、
フランスのカフェ文化の変遷を紹介しながら"ややノスタルジックに"指摘して
いるのですが。随分と昔ですが。ドイツ、イギリス、フランスのそれぞれの
場所を実際に私自身も訪れたことがある為、記憶に懐かしくも、あらためて
新鮮な学びとなりました。  ≫
 ――

▼ 勤務先、仕入れ先、観光地で、まず探すのが現地の居酒屋。‘店頭が
 醸し出す空気は嘘をつかない’は8〜9割は正しい! 人間は集う動物。

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08月18日(火)
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