ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■7040,閑話小題 〜チョッと小噺
* 都会の場末でインタビュー
最近のTVはYouTube視聴が多い。お勧めには思いもよらぬ面白いのがある。
YouTuberも生活をかけているため、それなりのテーマがユニークである。
先日見たのが新宿の繁華街でインタビューした風俗の50女の数奇な人生の告白。
元女受刑者で数奇の過去を持つ女… 父親はヤクザ、母親はストリッパー。
33歳当時、覚醒剤で逮捕。元風俗嬢でバツ3 何とも、驚く物語が、本人の
口から次々と… インタビュアーのサイトの視聴者で自ら連絡をしてきたとか。
なにも悪びれる風もなく、淡々と来し方の人生を話すが、絶句をするほど、内容
がデープ。男と組んで悪のし放題。覚醒剤の常習で4年の服役。その獄内の具体的
話題も自然に受け入れられる。環境が、人間をつくり上げる典型である。
30年も駅前で4棟もビジネスホテルを営業してくれば、何でも有り。それは、
生々しいが、キーワードをYouTubeに入力すると、次々と… 定期的に流れてくる
風俗嬢も例外でない。宿泊の初日に、職業をフロントに明かして、対警察対策を。
手慣れたものである。しかし外見は、地味。
その一人の言葉が何とも真実をついていた。
< 私は、何時のまに、職業に誇りを持つようになった。普通のオジサンに
最後に心から感謝される。肉体的だけでなく、精神的に満たされてないのを
見抜いてやり、対処する。> なる程、男なら多かれ少なかれ持つ空虚さ。
今日のテーマが…チョッとした小噺」 …TVに出てきた連れの一人が、
<「チョッとした小噺」をするだけで癒されるの!>と宣ったのが印象に残った。
この閑話小題が、これ。何かしら誰もが持つ欲求! ところが、これが小難しい!
そうそう、湧いて出てこないのが、これ。
・・・・・・
6310,閑話小題 〜再び、基底欠損を考える
2018年06月23日(土)
* 人皆、基底欠損
2年前にフーテンの寅の「基底欠損」について取上げた。この数日、
<人間それぞれの「基底欠損」があるのでは>と、考えついた。私の母親が、
明らかに基底欠損の要素を、ここで書いた。 が、これは母だけでない、
殆どの人にあるのではと…。 中学校の最終年の成績下位の家庭環境が、
悪いのを当時、垣間見て唖然としたことがあった。
・10坪ほどの居酒屋の店上の6畳ほどの部屋に母親と住んでいたとか、
・戦災孤児?で寺に拾われ、作男のように扱われていたとか、
・継母と折合いが悪い無口のヒネタ男とか、
・親戚の店の2F倉庫の一角に母親と2人で住んでいる男とか、
・親父の手伝いで土日は、必ず土方仕事を終日していた等々…
当時の私も大家族下で、子供部屋もなく、居間で教科書を寝ころで読むぐらい。
急に成績が上がったキッカケが、部屋の一角に机を与えられたとか、姉の一人が、
結婚で出て行って空室を与えられたとか。
あの環境下で、姉たちの成績が比較的良かったのは、如何していたのか?
彼女らはアンチョコという参考書を買い込み、試験の前夜、徹夜に近い勉強を
するのがノウハウで、それを代々、引継いでいた。大人数家族には、プラスも
マイナスの要素が混在していた。義務教育の分別前の中学校のクラスの上位二人
は、一人っ子と、二人兄弟で、母親は厳しい教育ママ。両親からして下位の子と
違っていた。 私の基底欠損は、8人兄姉の末っ子の立ち位置と、商家の階上で
10歳まで生活していたこと。街中の全てが同環境だから基底欠損とは言えない。
勉学のベースの指導は誰一人もなし。あるのは試験前夜のアンチョクの集中
勉強では… 救いだったのが、父親が末っ子の私を溺愛してくれたこと。
私の家内といえば、兄が、出産直後に亡くなったため、この子は死なせては
ならないと、幼児頃から過保護に育てられた状況が、基底欠損? 基底肥大?
『3・10・87の法則』の3のようで、幸せが身に付いていて、平然と、
『私は特別の存在』を確信している唯我独尊のお姫様。 若い盛りの娘は気の
迷いで一時的に誰もそうらしいが、容姿の変貌が、それを許さなくなる…
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06月23日(火)
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