ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6595,閑話小題 〜つれづれに哲学 〜考えましょうよ
* 一番の重労働は、「考える」ということ!
ブルームバーグの言葉…
<考えるということは、あらゆる作業の中で一番の重労働なのですが、そこを
省いてしまう人が多い。そこを楽にしようとしても、何も手に入らない。>
何ごとも、利益の源泉となるのは、肉体的な労働で汗をかくことでなく、物事を
効率化できる仕組みや方法を考えること。 その為には、まずは絶対量の読書
の確保から、その質を高める生活習慣が必要となる。それを確保するために、
早朝の多くが寝入っている時間帯と、移動時間などの豆(隙間)時間の活用から
始めることが第一歩。人は経験と、触媒の範囲からしか、考えることはできない。
烏合の衆的集まりとの触媒は、「独りに徹して考える重労働」を放棄した人の
群れのため、表面的付き合いに陥ってしまう傾向が強い。「哲学とは、考える
ことを考える学問分野。 早々に、ベースに組込んでおく必要がある。
世間話だけで生きている9割方の一員として、些細な世事の判事、検事、弁護士、
時には被告、訴追者になり、それしか知らない世界で、現実の世界に溺れた
土左衛門として生涯を過ごす。昨日録画をしてあったギャング映画で、
殺し屋の呟きが強烈であった。 大雑把だが…
<黙っている奴に気をつけろ、奴らが何を観察しているか、何処に注意を向けて
いるか、何を考えているかに全神経をはる訓練をすること。そして黙ること!
沈黙、孤独、目立たないこと。いざ、行動の前に、考えて考えて考えること。
そして一度、決定したら怒涛の如く実行することさ。それ以上に、断念の決断も。>
考えることを、「働き」「遊び」「学び」の何処に重心を置くか、その三位一体
とみるか。まあ、考え過ぎて、捩じれた己が脳も問題もあるが、考えないのは?
たしかに、「考えるのは重労働」。 でも、面白くして軽減することは可能。
「バカな考え、休むに似たり」があるが… 「バカ考え」を考えている内に
己がバカに気づくだろうから、考えないより、まだマシ? いや、その分、
他を楽しめるはずだから、ボーッとした方が、周囲の迷惑にならない?
後記: これまた偶然だが、以下の内容が、丁度、脈絡として続く。
ふと見ると、昨日、図書館で借りてきた本が
『人生の9割は逃げていい。』井口晃著 があった。次回のテーマ?
――――
6232,閑話小題 〜逃げろ、生きろ
2018年04月06日(金)
<「群れるな」寺山修二著>
* 逃げろ、生きろー 『旅の詩集』より
強烈なインパクトのある文章である。
誰の心の奥底には、生命が進化してきた過程に、あるいは、「若気の至り」
による原罪が隠されている。その「若気の至り」の儀礼通過をしてない人間を
私は信じないと下ネタ女流作家の言葉があって。 寺山は、アメリカで、これを
目にして、逃げた奴隷は、今でも逃げ続けているのだろう、そして「逃げろ、
生きろ」と思ったと…
≪ アメリカへ行ったときの話をしよう。私はケンタッキーの旧家に民宿し、
チャーチル・タウンで行われるケンタッキー・ダービーの開催日を待っていた。
夜中に停電があって、庭では犬が吠えていた。女主人はもう九十歳を過ぎていた
ので、私がかわって、地下室にある配電盤をたしかめにゆくことになり、燭台を
もって石の階段を下りていった。私はそこで、思いがけぬものを見出したのだった。
「逃げたわが家の奴隷をさがしています 懸賞金つきです」
それは卒業証書か何かのように、額に入っていたが、中には一人の黒人の写真が
入っているのだった。写真の中で、黒人は笑っていた。私には、この埃をかむった
古い手配書がどんなドラマを秘めているのかよくわからなかった。
おそらく、事件の核心にふれるためには「アメリカの歴史」にまでかかわって
いかねばならないことだろう。
しかし、逃げていった一人の黒人は、(百年の時の経過を超えて)いまでも、
まだ、シカゴかマンハッタンのハーレムにかくれているのではないか、という
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04月06日(土)
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