ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■6536,閑話小題 〜郊外化の流れが止まらない
    * ヨーカ堂撤退と、東京インテリア家具のオープン
  何とか長岡駅前で一棟、生残っていたヨーカ堂が2月11日で撤退。
駅周辺の衰退と郊外化の流れに逆らえず… 
 その交代要員のように、『東京インテリア家具』が2月1日に、信濃川西郊外
にオープン。県内には10数年前に新潟市郊外にオープンしていた。「ニトリ」
とは趣の少し違った商品構成。ニトリの仕様書発注に対し、問屋とメーカーが
企画する仕入れが中心。ここは実用より家庭内ファッション性の高い一般雑貨
の比重が高いこともあり、既存SC内の様々な店舗に甚大な影響を与える黒船。
 隣接するシネマ館『T・ジョイ長岡』に隣接しており、シネマに毎週、通って
いることから立寄る機会が多くなる? 家具売場のウィンドウ・ショッピングは、
若い時からの趣味の一つ。高級家具を見ているだけで豊かな気分にさせられる。
 数年前、ヤマダ電機が「家電製品とコーディネートを提案した「家具と家電」
の混合店を郊外にオープンした。驚いたのが、値段とセンスの提案。
「これこそカテゴリーキラー!」と思わせる業態店舗。 
 食品スーパーと、ドラッグストア、コンビニの「業態間競合」そのままが、
総合家具屋と家電屋間で生じた現象が面白い。 これにネット販売が加わり
競争が激しくなる一方。
――
寅: 熊よ、何だかんだといってもよ、丸大を加えた『ヨーカ堂』は昭和生れに
 とってさ、最後の拠り所だったんだよ。『ヨーカ堂文化ロス』になるんじゃない。
熊: 地元スーパーとは、商品力が違っていたね。それと、ヨーカ堂の文化と
 いうか何かがあったよ。でも、この数年、一度も行ってないね。
寅: ワクワクしなくなったね。筋ものでは、イオンと、アピタのユニに押され
 ていたね。でも、やはりショックだね。存在するだけで温みがある店だったしね。
熊: 昭和生まれ、それも戦中、戦後生まれの俺たちには、ここがないと困るよ。
 そろそろ自動車免許証も返さなくなるしね。ただね、ヨーカ堂ばかり行っていた
 らさ、徘徊しているじゃないかと気になるしね。
大家: だから、あまり行かなくなったの。いや、行けなくなってね。だいたい
 もの自体が欲しくなくなってね。経営サイドからみて、年寄りばかりが目立って
 くるし、とにかく金がないしね。その上に活気がないね、地方の老人は! 
寅: 店員も居心地が良いのか、中年から老年ばかり。何か侘しさがあったね。
 客も店員も「老々」じゃあ、商品まで新鮮味がなくなるしね。
八: 上さんが言うにね、どんどん在庫商品が少なくなって、「終わり!」って
 感じになってきたとさ。それでも、今まで値下げしなかった売れ筋を、どんどん
 下げているらしい。週に二回、バスで川西のイオンのジムのエアロと、SCの
 アピタに通っている上に、帰り道にヨーカ堂と、駅の専門店街に立寄って帰って
 くる家内が、ショックというから… 
大家: 廃れが止まれないのも仕方がないね。あまり大きな声で言えないけれど、
 柏崎・刈羽原発の操業停止、これがボデーブローで、効いているね。
八: 柏崎だけじゃなくて、長岡が響いているようだね。で、柏崎と長岡の
 ヨーカ堂店の撤退。県会議員秘書の談合問題も厳しくすれば… ハイそれまでよ。
大家: 第四銀行と北越の統合問題も、経済の下方圧力として効いてくるね。
熊: 俺様のような下系じゃ、これ以上、悪くなりようがないしね。としても、
 街全体が活気がないとね。冬なんぞ、独り寂しくTVを見るしかないもんね。
寅: それにしては大笑い声が聞えてくるね。
大家: 熊さんの、あれが空笑いって気づかないのかい。
熊: 別に空笑いじゃないよ! 笑うしかないじゃないか。大声で笑うとね、
 本当に面白くて、楽しくなるのさ。空笑いじゃないのよ。切実なんだよ。
八: 解るわかるよ… それって。ヤケクソでもね、腹の底から笑えるって、
 特技なんだよ。これって少しの訓練で出来るんだ。 習慣、習性だからね。
寅: 今度、熊さんから教わらないとね。いや、これは八っあん、ですか。

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02月05日(火)
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