ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[384243hit]
■6393,閑話小題 〜久々の海外ツアー
* ライフワークの海外ツアー
◉ 40歳代に16回、50歳代に24回の海外ツアーも、60歳代に入って年に一回に、
60歳半ばからは、諸事情?により隔年に一回。 この数年来のツアーは
(貧者の私は)家内の鞄持ち?と、腰痛との兼ね合いがあり、楽しさ、面白さ
半減だが。それでも、「行ける時に、行ける場所に、行って良かった」と実感。
これまで私が52回、家内が40回、あと4回で、2人合計100回になるが、もう
無理? 台湾、インドネシアなら可能? このライフワーク、私の魂にとって、
大きな財産であり、心の絶対最適温度を保ってくれる。
◉ 40歳後半から6主に欧米文化の外側の秘・異郷から埋めていった後に、還暦
過ぎから欧州中心に切替ていた。 古希からは渡航は中止していたが、先回、
『北イタリア・アルプスと、ドロミテ街道の旅』。極限近いトレッキングでも、
腰痛が最小で済み、その景観に感動の連発。あの世への土産の一つに加えること
が出来た。「北イタリアからみたマッターホルンと、モンブランと、ドロミテ
街道の絶景の旅」。スイスアルプスの延長シリーズになるが、逆サイドの、
「オーストリア・ドイツアルプス」のパックもある。これは、もう無理!先回
も、行先がデープのため、同行者は年・数回組ばかり。隔年の私たちとは感覚が
違っていた。<魂の痕跡を残そうと、50歳代に狂ったように?楽しんだのが正解>
◉ イタリアの出国審査時に、パスポートの間に、日本への再入国までの保管の
ため、千円札6枚を挟んだのを忘れ、そのまま出してしまい、怪しい人の出国
賄賂?と勘違いされる一歩手前… のオチまでついてしまった。また入国手続き
は「完全自動化」。パスポートを指定された画面にはり付け、顔をカメラ前に
さらす認証システムのため、行列はホボ解消されていた。‘全身に溜まっていた
ストレスがバッサと落ちた感覚’は何時ものとおり。世間様とやらの冷たい目線
と、年金暮しと、腰痛を抱えてのツアーも厳しいものがあるが… 何があっても
続けるのがライフワーク。「行けるが花」 いや、何がともあれ、「行くが花」。
・・・・・・
5661,『エゴの力』B 〜総論・B
2016年09月14日(水)
『エゴの力』石原 慎太郎 (著)
ネット上の解りやすい概略を検索すると、アマゾンの投稿に、最適なのが
あった。エゴを、「人間の感性の発露以外の何ものでもない」「己の好きなこと
を通じてエゴを磨くこと」と著者はいう。それらから考えると、私の秘・異郷を
中心とした旅行で磨いた感性は、確かに人生を変えた。回数を重ねるほど、
『エゴの力』が増したことになる。好きなことを継続するほど『エゴ』が強く
なる。それが個性である。
=アマゾンの投稿=
≪ 本書で、「人間の強さとは何かといえば、その人間の備えた個性の力」
(100p)というテーマを中心に、エゴについて語っている。石原さんほど
老成しているわけではないが、私も50歳を過ぎ、このテーマには賛同する。
石原さんは冒頭、「エゴとは人生を左右する力、人間の個性。個性とはその
人間の感性の発露以外の何ものでもない」(4p)と定義し、織田信長、東郷
平八郎、出光佐三などの行動を引き合いに出し、成功の裏にはエゴの発露がある
ことを紹介する。そして、松下幸之助の言葉「経営には勘が必要だが、勘だけ
ではだめだ。またデータ、コンピューターだけではだめだ。資料をいくら重ね、
データをいくら分析しても限界がある。経営に成功するための原則がある。
その原則のなかで絶対必要条件ともいえるのは経営の哲学、経営理念や志だ」
(46p)を引用する。
・第2章では、恋愛とエゴについて語る。『八百屋お七』『娘道成寺』を引合いに、
「男のエゴの虚弱さというものを、またある意味で人間の備えた弱さを示す象徴
かもしれません」(81ページ)と解説する。 また、明治維新の功労者や太平洋
戦争の英霊達にもエゴを見いだすという。古今東西の小説や歴史上の人物に典拠
を求めるあたりは、いかにも石原さんらしい展開である。
[5]続きを読む
09月14日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る