ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4586, 閑話小題 ー謝るとき、人は誰でも主人公
* 謝るとき、人は誰でも主人公
先日、シネマで『謝罪の王様』をみてきた。この映画は、謝りのコンサルタントを仕事をする人たちの姿がテーマ。
このところTVで不祥事を起こした会社のトップが記者会見で、深々と頭を下げる姿が放映されている。
今夏、ドラマ「半沢直樹」ブームが吹き荒れ平均視聴率は28.7%、9月22日最終は42.2%を記録。それは平成ドラマでトップ。
ここで、何度か土下座をする姿があった。謝る時は、人は誰でも主人公なのである。二人の男の対立で、時間をおいてだが、
土下座を互いにする場面がハイライト。土下座される方も、その時は主役なのである。
人生を振り返ると、二度、何かで土下座をしたことがある。そして、両手を合わせて頼みごとをしたことも数回ある。
泣いて詫びたこともある。ある意味で、人生の究極の場面であった。土下座、拝み倒しなど、普通では、やらない。
恥も外聞もなくし、謝り、感謝しなければならない場面が人生には何度かある。それが振り返ると、実は人生のハイライト。
会社整理の時、一番大口の金融機関の担当に、弁護事務所で、ふとした場面で二人きりになった時、深々と頭を下げ
「申し訳ありません」と両手を膝について謝罪をした。悪かったという思いが、そうさせたが、気持ちは通じたようだった。
4億前後の金額で、謝って済む問題ではないが・・ 謝っている私も決して悪い気持ちでなかった。
「謝る」には、射るに言ベンが付いている。言葉、態度で謝罪することで迷惑をかけた相手の心を射ることになる。
人生で土下座をする場面も、される場面も、そうあるものでない。謝罪すべき時は、割り切って、土下座をしてでも
詫びることが必要である。
大学を卒業して半年の頃、配属された神戸店でのこと。「男子社員は屋上に集まって下さい」という店内放送で、
何だろうと駆けつけると、自店の数人と、テナントに入っていた電器店チェーンの数人が、何かの切っ掛けで、
乱闘直前の場面。 そこで、スっと間に入り、深々と「私が代表で謝ります」と頭を下げたところ、両者とも呆気にとられて、
スっと引き上げたことがあった。タイミングが良かっただけだが、合気道で、気をのむコツを知っていた効用である。
それから半年、非常に居心地がよい職場に変身した。営業のプロは、謝り方が決めて。土下座する場面を常に探し、
それを果敢に実行するという。「土下座など、そうされることはない。なら、してしまえ!」というのが、理由のようだ。
そういえば、したことはあっても、されたことはない。 ところで、土下座の練習を、今度しておこうか。
それもカミさん相手に!? 昔、きつい家内と母の間で、どうしようか悩んだ結果、深夜、寝ている後ろ姿に、
両手を合わせて拝んだところ、気持ちが何故か、収まった。 まあ、いろいろある。いや、あった。
・・・・・・
4211, 異郷日記 ーアフリカの不思議の力
2012年10月06日(土)
* ライオンの魂 「異郷日記」西江雅之著
アフリカ、アメリカ、中国、東南アジアに住んでいた頃の逸話は、生々しく惹きつけられるものばかり。
アフリカでは、今でも魔術が信じられているところが多いというが、芯から信じれば、それは現実。ー以下も、その一つであるー
≪ 不思議な力を持つものには、以前に出会ったことがある。東アフリカで生活をしていた頃のことだった。村人の話によると、
雄のライオンのなかには、死ぬ瞬間に自分の魂を勢いよく口から吐き出すものがいるという。普通の姿勢を保っている状態では、
ライオンの口は下を向いている。死ぬ瞬間に吐き出される魂は、地中深く埋まってしまい、人の目に触れるしとはない。
ある猟師はライオンに出くわしてしまって正面から撃った。その瞬間にライオンも自らの魂を吐出した。その魂が飛ぶスピードは
弾丸並みであった。そこで、猟師とライオンは相討ちとなり両方とも死んでしまった。まことしやかに話すというのではない。
本気で語っているのである。東アフリカの多くの地域では、ライオンの魂は貴重品である。それを家に置いておいたり、携帯して
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10月06日(日)
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