ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4325, 財政恐慌 −3
『財政恐慌』浜矩子著
ー次の質問群であるー
● どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか
● 行きたいところに行けた時、そこが行きたかったところであることを、我々はどうすればわかるのか、
● 我々は地図を持っているのか
▽ まずは、「どれくらい遠くまで行かないと、行きたいところに行けないのか 」より
* さほど遠くまで行く必要はないと思う。実は、もうかなり行きたいところ、行くべきところに近づいている。
現象的には、すでにもう随分遠くまできている。日本の国際構造は変わった。もはや、輸出立国型の経済ではない。
経常収支の黒字を稼ぎ出しているのは、モノの貿易ではない。 所得収支である。 日本の資本が海外で稼ぎ出した
利子や配当や収益。それらの項目が稼ぎがしらになっている。資本輸出大国であり、債権大国の姿が既にでき上がっている。
問題は、そのような姿にふさわしい経済社会の運行システムをどう構築するかだ。最近の流行り言葉が「絆」であることは、
決して偶然ではないだろう。日本資本が稼ぎ出す所得を、どのような絆を通じて どう分かち合うか。
国内においても、対外的にも。それを考える時がきている。
▽ 「行きたいところに行けた時、そこが行きたかったところであることを、我々はどうすればわかるのか」
* これはなかなか難問だ。少々禅問答めいている。よく考えれば重要なことだ。自分にとって最適な場所に着いているのに、
それに気づかない。これは怖いことである。今の日本に、それを感じる。成長よ再び。円高よ去れ。そう願う思いのあまり、
対応のしようによっては、せっかく行きたかったはずのところに着いているのに、その場所を忌避しているのじゃないか。
昨日の答えで、明日の質問に答えようとする。そうなっている面があるように思う。
▽ 「我々は地図を持っているのか」
我われが持っている地図は古い地図でなかろうか。昔いたところに戻る地図。それが「成長戦略」や、輸出立国回帰や、
「ハングリー精神」の復活を夢見る思いである。
▼ 「行きたいところ」とは何処か? 日本にとっての頂上。成熟だろう。そして既に下り坂に入っている。したがって、
経済成長という言葉は方向を間違える。均衡縮小しかないのである。 安部と麻生が首相と副首相になったのは、
憲法改正という目標地と、手段として国債の大量発行による公共事業である。 あくまで憲法改正の最後の機会のため。
著者の立場からみれば、成長を再びと願う古い地図を持った二人の暴挙が始まったことになる。 ただ、最終目的は、
憲法改正のはず。 この憲法が古い地図かどうか?「あと20年以上は続く動乱には適してない」のが、私の見方。
・・・・・・
3950, 未婚時代の婚活 ー2
2012年01月18日(水)
* 女性は二ランク上を狙う
「キレイで素敵な女性がアラサー、アラフォーで独身のまま。何故あの人が?って何時も話題になります」という。
それに対して男女共いえるが、自分をワンランク上の自己評価をするのが年頃の特徴。その上、相手に一、二ランク上を
求めるから、さらに段差が大きくなる。そうこう迷っているうちに婚期を逸してしまう。 若い時から周囲の男から
チヤホヤされているうちに一番の女性の売りの「若さ」が失われ、商品価値が下がってしまう。逆に内面は熟し素敵である。
そのためギャップが大きくなって、キレイで素敵な女性が売れ残ってしまう。 その対象になる男は昔のうちに刈り取られている。
収入もそこそこあり仕事はベテランであれば、今更、妥協する必要もないが、その焦りを見せられない。
そのうち昔は見向きもしなかったレベルの男にも相手にされなくなる。周囲は、あの人は結婚の意思がないと思い込んでいる。
学生の頃だが、結婚して五年以上も経った姉の話に驚いたことがある。「女というのはシンデレラ・コンプレックスは強い。
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01月18日(金)
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