ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4321, 病気の9割は薬なしで治る  ー2
            「病気の9割は薬なしで治る」 高田明和 (著)
    * 医者のマジック
  この本の題名からして、「医者の出す薬は9割が必要ない気休めのため」ということになる。
 医者も商売の一つであることを患者も自覚すべきである。この情報化により、医者の特権意識も薄れてきたが、
 まだまだ、好き放題のところがある。  ー目に付いた箇所を抜粋してみるー
・医師が「手術の成功確率が5分5分」という場合、(万一の場合を考えてるため)8割方が大丈夫とみてよい。
・生存率も同じこと、1〜2年と思っても三年というケースが多いのは、短めに告げた方が無難のため。
・最近、よく言われる「予備軍」に対して、言われたほうは過剰に反応しすぎになる。 過剰反応する患者に
 薬を投与して半患者にするケースがある。 過剰反応に注意すること。薬は売り上げに大きく貢献する。
・「病気は気」から「病気は情報」へと化している。少し前までは、少しのノボセや目まいの症状は、
 歳をとれば当たり前と思って病院には行かなかったが、TVなどで更年期障害?と心配して病院に行くようになる。
 そして、薬を貰って安心する。また少し腰が痛くなると病院に行き、診断する。腰は人類の数十万年の永遠の課題。
 まして歳をとれば大方の人が経験する。 タミフルという風邪薬の服用で子供たちの異常行動が問題視されたが、
 インフルエンザでの異常行動は以前からあった。しかし、それをマスコミは報じない。つまりタミフルは冤罪だった。
・著者はうつ病を「脳の下痢」という。たまたま何かの原因で、脳の伝達物質の働きが悪くなっているだけ。
 ところが、脳を臓器としての脳としてでなく、頭脳としての脳と結びつけて考える人が多いため大きな誤解を生んでいる。
・「薬と毒はコインの裏表」 すべての薬には効果の裏側には副作用がついて回る。特に、うつ病や、ガン治療に使う
 薬は毒性の強いものが多い。目先を乗り越えるのが現在の医療。薬は短期的に効果はあるが長期的には毒薬の場合が多い。
・ 生活習慣病は基本的には運動と食事療法が一番効果がある。決して薬だけでは治らない。
 ▼ ジェネリック薬品が話題になっているが、これは製薬会社が開発した医薬品の特許が切れた後に、別のメーカーが
  同じ有効成分でつくる後発医薬品。最初に開発された薬は新薬や先発薬とよばれるが、この先発薬と同等の有効成分 。
  「ジェネリック薬品にして下さい」と事前に言うと言わないとでは大きな差。ドラッグストアで薬を買うのも同じ。
 ・・・・・・
3946, 終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか ー3
 2012年01月14日(土)
  * 陸と海のたたかい    「終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか」 水野和夫著  
 「 ヴァスコ・ダ・ガマとコロンブスによって海洋に進出し、近代化を始まった。これは、要するに、
「欧州における北アメリカの開発に伴う超長期のブーム」の出発と捉えることができるとウォルター・ウェップが述べたが、
19〜20世紀初頭になって、近代化は米英によるアジアの開拓史へと受け継がれ、「地理的・物的空間」を広げていった。
さらに、1970年代半ばから、米国は「電子・金融空間」を高レバレッジで無限に膨張させようと試みた。そのブームが
終わったのはベトナム戦争とドル危機が、その象徴であった。膨張を前提にする「近代史」は本来、そこで終わっていた。
その後、「大きな物語」を「電子・金融空間」をつくることで近代は延命したが、リーマン・ショックでどうやら先進国における
バブルの宴は終わったようだ。 「海の時代」の構造を前提としているポンド・ドルの基軸通貨体制が成り立っているのだから、
膨張が止まれば、その危機が起きて当然である。・・・その中で、第一次石油ショックと、第二次石油ショックを乗り越えた日本も、
バブル崩壊の後、原油の暴騰から日本の「実物投資空間」が輝きを失う一方で、「電子・金融空間」を築いた米国は一見輝いてみえ、

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01月14日(月)
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