ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4282, 閑話小題 ー人生、面白くなければ
   * 人生は面白くなければ生きる価値がない
 レイモンド・チャンドラーの小説に出てくる、フィリップ・マーロウの 
「タフでなければ生きて行けない。優しくなれなければ生きている資格がない」の言葉をもじった、
「人生は明るくなければ生きていけない、でも面白くなければ生きる価値がない」の言葉を、ある本でみつけた。 
高杉晋作の都都逸、
「おもしろき  こともなき世を  おもしろく」に、相通じていている。 
この年齢になり、世相も心も暗くなりがちになると、一日一日を如何に面白く時間を過ごすかが課題になる。
その辺は、長年かけて鍛え上げてあるが。ただ明るく面白ければいい、のではない。
その人の人生を貫く信念がなければならない。
   * 書斎の楽しみ !
 去年の春以来、書斎に一日4〜5時間はいる。この随想日記の下書きや、読書、そしてネット・サーフィンが主。
他には、日記や、音楽を聴いたり・・・ 早朝2時間、午前中2時間、夕方1時間。 この三本柱の時間帯と、
寝室に7時間、スポーツジムに2時間。居間に6〜7時間。早朝のミニ・サイクリング1時間(冬季を除く)。
他には風呂とか、図書館など数時間になる。 この判で押したようなアカデミック?な生活をしていると、孤独な、
孤高のゾーンに奥深く入ることが時おりある。ポタリングで信濃川の土手や橋を引きチャリをしている時にも、
そのゾーンがやってくる。だから続くのである。特に書斎では思いもよらない過去の思い出、思わぬ気付きが奥深く
から湧き出ることがある。 読書も然り、書き手の世界に入り込み、その琴線に触れる時、このゾーンに入り込む。 
雑念を超えた時空の世界である。 作家とか芸術家は、その世界を広く深く持っていて、そのゾーンから何かが
伝わってくるのだろう。魂という言葉があるが、このゾーンと繋がった心の状態をいうのではなかろうか。
・・・・・・
2011年12月06日(火)
3907, ルソーの孤独
  二年前の2009年12月1日の随想日記「人生に関する小題」の中で、現在の私を予感させる文章があった。
≪【 わたしは地上でたった一人になってしまった「孤独な散歩者の夢想」は、64歳のときに書き始め2年後の死ぬ直前に
 終わった文章、ルソーの絶筆である。「第一の散歩」から「第七の散歩」まであり、その後「八、九、十」がメモのような文章が続く。
 冒頭で、「こうしてわたしは地上でたった一人になってしまった。 人なつっこい人間でありながら、万人一致の申合せで
 人間仲間から追い出されてしまったのだ・・ わたしは、かれらから離れ、すべてのものから離れたこのわたしは、いったい何者か」
 と問う。「自分に残されたことは、すべての世間から放逐された自分はいったい何者なのかを探求することだけなのだ」と自覚する。】
私の周辺の倒産時の男たちの気持ちは、まさに、このようだ。 多くの取引先、部下を路頭に迷わせ、自分の存在の卑小さと、
嫌らしさに自己嫌悪を独りする。 自分は何者なのか? ただ、歩くこともままならぬ、折れてしまった、これ(私)!である。≫
 ▼ この文章を書いた二年前から、倒産を決断するまで売上下降が続くとは夢にも思わなかった。 そしてトドメが東北大震災。
  税理事務所の30年来の担当Jさんが、「初めは気が張っているが半年も過ぎれば、ジワジワとボディーブローとして効いてきますよ」
 と忠告してくれた。 地方の大方の会社に、この大不況が直撃していることも事実。 大津波の前兆の波が、特に敏感な立ち位置の
 当方に先に直撃したが、本体の波が来るのは今年から来年にかけて。(但しG20が時間稼ぎをして来年に先送り)
 どのようにシュミレーションをしても、本体の津波がやってくれば海岸線に近い三次産業、輸出関連産業は、致命的大打撃を被る。
  ところが津波に一番危ない会社ほど、大津波に気づかず高台に逃げていく人を嘲笑う? ルソーの孤独感は、独り死に直面した時に
 誰もが経験することになる。ネット上にブログを10年間書き続け、墓としての思いを入れ続けてきたので、ルソーの孤独感は無かった。

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12月06日(木)
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