ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[394125hit]

■4189, 呪いの時代 ー7
                「呪いの時代」内田樹著
   * 婚活も、「適職イデオロギーの刷り込み」の一種   ー第5章「婚活」と他者との共生ー
 ここで著者は、「ほぼ全ての結婚は、最後は『失敗だったな』と思うもの!」と断言する。
家庭内離婚を含め過半数が破綻しているのは知っていたが、ここで殆んど全部というから驚きである。
知人などから、こっそりと、『失敗だった』という愚痴を聞くと、禁断の秘密を知ってしまったと思ったが、
全部が、そういうことなら話は別。 実際に暮らして分かる相性もある・・  ーその辺からー 
≪ 婚活もイデオロギー的洗脳によってエンドレスの願客を作り出すというビジネスモデるにおいては就活と同じ。
 就活における「適職イヂオロギー」にあたるのが、「運命の赤い糸で結ばれた宿命の配偶者幻想」です。世界のどこかに
私だけに宿命づけられた一人の配遇者がいる。その人に出会わなければならない。出会いさえすれば永遠の幸福が約束される… 
この赤い糸イデオロギーは幼児期からさまざまな物語を経由して、子どもたちに植え付けられます。
この幻想から自由であることはきわめて難しい。そのイデオロギーに悼さすかたちで結婚情報産業が呼びかけます。
≪「この世の中に、あなたにだけ約束された人がいます。あなたはまだその人に出会っていません。何故でしょう? 
  それは『出会い』が足りないからです。私たちが、その出会いを提供しましょう。もちろん有償」・・・ ≫
「あらゆる結婚は(と申してよいでしょう)「これは失敗だったな」という後悔を当事者たちにもたらします。必ず。
 だから、ご心配には及びません。 僕たちは配属者の選択において、必ず間違いを犯します。そして、後になって
「なんで、こんな人と結婚しちゃうたんだろう……」と空を仰ぐことになる。・・・ 
 そうですよね。頭に血が上ると「この人こそ世界でたった一人の私だけのための人だ」というような夢想に酔うが、
普通はあまり継続しない。「では、結婚しましょう」ということになり、両家の親族に挨拶に行き、新居の家具を買いに行き、
式の段取りをしているうち、「ほんとにこの人でいいのかなあ」という懐疑の念が兆してくる。 「赤い糸イデオロギー」は
平たく言えばただの夢想ですから、現実の「やすり」でこすられるとポロポロと剥落してくることは避けがたい。
何となく「マリッジ・プルー」になっているうちに新婚旅行に行き、そこで聞きたなくいびきをかいて寝る夫や、トラブルが起きるたび
「あなた、なんとかしてよ」ときいきい叫ぶ妻にうんざりしてきて、婦りの飛行機の中では口もきかないというようなことが起こる。
いや、これは「あなたの場合」じゃなくて、ほとんど全ての(95%くらいの)夫婦についてなさていることなんですから、
ほんとうは少しも心配するには及ぱない。≫
 ▼ これを読むと、社会の見方と人生観が一変する人もいるはず。とはいえ、やはり夫婦というシステムは、一部動物と
   人類が作りあげてきたもの。やはり、結婚と、その後の我慢はしておくべき。 身も蓋も無い話だが、そういうこと。
 ・・・・・・
3824, 閑話小題
2011年09月14日(水)
   * スポーツジムに通って半年、その効果は?
 月に一〜二度位しか休むだけで半年間ほぼ皆勤でスポーツジムに通っている。スポーツジムの休日の金曜日と日曜日は市の公民館の
中のスポーツ施設に行くが、変化があって、これはこれでよい。お陰で体調は、非常に良くなった。足腰が、この数年来、重くなって
きたが半分以上は元に戻ってきた。健康ジムの「イージーライン」というプログラムに参加しているのが良い。12人一チームで、
若い女性のインストラクターの掛け声で、全員が互いを意識しながらやるため、手抜きは最小になる。特に初めと終わりのストレッチが、
非常に良い。ここが要と、入念に足腰の関節部分に気持ちを入れる。このストレッチを早朝のミニ・サイクリングの途中の土手の
ベンチの横で休憩の合間にもやるが、いま一つ気合が入らない。 あの場でやるから良いのである。

[5]続きを読む

09月14日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る