ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4157, 老後は夫婦の壁のぼり
                「老後は夫婦の壁のぼり」ねじめ 正一著
  ーまずは、内容紹介よりー
 すべての団塊世代に捧げる老後のヒント。団塊世代の作家・ねじめ正一が、人類永遠のテーマ「夫婦、男女のすれ違い」を縦軸に、
今、団塊世代が直面する「老後の問題」を横軸に、ユーモラスに、時に真摯に縦横無尽に紡ぐエッセイ集。
 ーー
 図書館で、この本を手にして早速よんでみたが、身につまされる話が次々と出てくる。人生は坂を上ったり、下ったり、
マサカの坂に出会ったりするが、老いは、そんな生易しいものでなく、ロック・クライミングの室内用壁のぼり、のようなもの。
とにかく一日一日が、下に落ちまいとニジリ登っていく壁である。亭主が外で働き稼いでいるうちは、奥さんも一歩下がってきた。
しかし稼ぎを無くして年金暮らしで収入も激減し、家でゴロゴロしていると、それだけで腹がたつのは道理。そのため、すれ違いと
溝は深まるばかり。 ここで、ー夫婦喧嘩‘健康法’ーを紹介している。NHKの健康に関するTV番組に出演した時の、鈴木清順の
ー夫婦喧嘩‘健康法’ーである。 番組が始まり、「ねじめさんの健康法は何ですか」と、著者に話を振ってきた。
著者は草野球をしていたので、「年間25試合の草野球が楽しい。身体を動かす喜び、仲間との交流の嬉しさ、そして、
試合が終わってから家へ40〜50分歩いて帰ること・・・」と上ずって話した。次に、清純さんに、その質問が移った。
≪「うん、そうですね。夫婦喧嘩ですかね。ばあさんと喧嘩していると、腹が立ってきてぼけないし、脳みそが活性化し、どなると
 大声が出て肺に良い。毎日欠かさず喧嘩しています」 いやはや凄い。隣に座っていた私は目から鱗が落ちた。私の草野球健康法は
 海の藻屑、いやスタジオのゴミになった。≫ 
 以上だが、それにしても大変なエネルギーだが、それなりの信頼感がないと大声で喧嘩もしていられない。家内とも大喧嘩は
日常茶飯事だが、どうもこうも、精神的にも肉体的にも健康法とはいえない。それよりも、家に入ってからは、互いの壁のぼりが
言いえて妙である。 「神様は連れ添いに世界一相性の悪い人を選ぶ!」という格言がある。若いときは、自分にない部分を
持っている人に惹かれるもの。それは逆に、自分と重なる部分が少ない人である。それが長年かけて鬱積として蓄積されている。
それでも昼は、すれ違いで何とか耐えてきたのが、年金暮らしで昼も夜も一緒なら叩き合いになって当然である。特に男は、
縦社会に生きてきたので、日常という横社会中心の場での生活に慣れてないため、どうしても妻一人に気持ちがいってしまう。
小さな家の中での啀み合いが、「老後は夫婦の壁のぼり」になるのである。もしか、これ、ロック・クライミング? 酸素切れ?
・・・・・・・・
3792, つれづれに ー 今日は御盆
2011年08月13日(土)
  今年の御盆は格別の思いである。 姉、兄に続いて、私もこの三月末で会社を倒産させてしまった。
「亡き両親と兄たちに、どう報告すべきか?」という気持ちは、何処かにある。急激な悪化は、あと数年は大丈夫という見通しも、
数ヶ月もしないうちに、少し前倒しの決断をせざるを得なかった。この事態の中でも事業を継続発展させるのが私の務めだったはず。
経営は結果責任、言い訳は一切無用である。20年前のバブル崩壊、10年前の9・11テロ、そしてトドメが三年前のリーマンショック、
その上に更に東北大震災。 この20年と、これから10年の異変は、明治維新と第二次世界大戦に匹敵するか上回る規模になる。
問題は、それが今だ進行中であること。 父親が、第二次世界大戦の敗戦時には42歳であった。私は現在、65歳で、年齢からみて
再チャレンジ出来る年齢ではない。 また情報化とグローバル化の時代背景がある。 特に、情報のネット化が数千年、
いや数十万年に一度の人類にとって想像を絶するツールで、人類のあり方そのものを根底から変え始めてきている。
 情報化、デジタル化は、多くのものを無料化させる力が働く。これはプラスにもマイナスにも働く。携帯電話にパソコン機能が入り、

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08月13日(月)
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