ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4154, 中小企業の延命は、すでに限界 
  * 金融円滑化法、来春廃止(返済猶予後の倒産が増加)
 昨日の朝日新聞の経済欄のトップに、「中小企業延命策、すでに限界」の見出しで、この活用後も経営難が悪化し、
倒産が増えている実情をレポートしていた。  ーまずは、その概要をまとめるとー
≪ 金融危機で資金ぐりが苦しくなった中小企業の借金返済を先延ばしの金融円滑化法が、来年3月末で期限切れになる。
一時的延命も、経営立て直しも出来ず、倒産する企業が増えてきた。大方の会社は、その延命期間も市場環境が悪化して、
借金が増え続けてしている。 地銀の支店長によると、正常な貸出先に戻れるのは全体の15%。計画通りにいかないのが
85%を占める」。金融庁によると、返済猶予をした中小企業は全国で30〜40万社の前途。この通りだと、25〜35万社が
この秋以降、かなり厳しい事態になり、倒産が大幅に増える。≫
 私の事業も金融法で延命したが、売上減が止まらず先行きの見通しはゼロもあり見切りざるを得なかった。
恐らく無理をし続けていたら今は地獄。 おまけに、この秋口に欧州発世界的株式の暴落か、中東戦争が起きそうな状況で、
多くの倒産が続出することになる可能性が強い。これに再来年の消費税の増税を考えると経済パニックは避けられない。
この9月以降は日本も世界も非常に厳しい緊迫した状態になる。何らかの延命策も取られても、このままでは済まない。
実際に私自身が、その渦中にあったから、近未来が手に取るように分かる。 平成を装っているのか、この静けさは何だろう。
大手家電メーカー各社が軒並みに大赤字でリストラが行われている。東北大震災から一般の消費動向が一変、ショッピングに
楽しみを見出さなくなってきているという。震災の経済に与える影響は、これからという上に、リーマンショックと欧州発の
金融危機とくれば、誰もが財布を締めて当然。 どうも話はマイナスばかりだが、ことが動乱?なら仕方がない。
 ・・・・・・・
3789, 天才だもの
2011年08月10日(水)
  { 「天才だもの。」ーわたしたちは異常な存在をどう見てきたかー 春日武彦著 }
 天才に関する本に何故我われは引き付けられるのだろう? それぞれの専門の切り口が違っているところが面白い。 
天才と気違いは紙一重というが、気違いの部分が重なっているだけ。 天才と気違いは凡人の世界から遥か彼方から違った視線で、
逆照射している部分は同じである。何処が違うかというと、目指した対象の創造されたものが卓越した結果を出しているかどうか。
気違い?は、そこまで完成させる執念がない。そのへんが凡人と重なっている。 凡人も一度は狂い逆照射すべきだ!そうでないと?
ーまずは、序文の中からー
【 P/16 ー天才について語る時、多くは凡庸な語り口になってしまう。ここで語られるのは、「天才」そのものよりも、
 私たちがどのような人物を「天才」と見なしてきたかについて語られている、といってよい。・・・ さて天才の定義である。
あたかも天から授かったかのような傑出した才能に恵まれた「選ぼれし人」といったところだが、世間のイメージとしては、天才には
いくつかの条件が求められる。早熟といった点はどうであろうか。天才は彗星のごとく登場する、しかも少年や青年のうちに・・ 。 
またランボーが不細工で貧相な中年男なら、あれほどの評価は得られなかったのではないか。画家のビュッフェも画壇への登場は
若干十九歳であり、ローティーンにして大学の数学科を総代で卒業したとか、天才以前に紳童である天才伝説には必要なのかもしれない。
・・・天才は日常生活においては無能ないし常識外れであることも、世間は期待する。グレン・グールドは夏でも手袋をしていたとか、
三島由紀夫は寿司屋でトロしか頼まなかったとか、ディケンズは青い紙に青インクで原稿を書いたとか、ペン・ジョンソンは立った
ままの姿で埋葬してほしいと言い残したとか、その類の逸話を求められる。大いなる才能へ脳が機能の大部分を捧げてしまったため、
ごく当たり前のことが余力を割り当てられなくなってしまった、さもなければ形而下の出来事など関心の外へ追いやられてしまっている

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08月10日(金)
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