ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■4108, 大恐慌!
 * 大恐慌、実体験談!           「大恐慌! 」スタッズ・ターケ著
 日本人の近い未来を予測させられる本である。80年前の大恐慌の経験を、30年後の1960年後半にシカゴを中心に
金持ちから貧乏人、白人、黒人、日本人などが大恐慌時代の生々しい現実をインタビュー形式で答えている。実体験なので、
これからの暗い現実を垣間見ているようだ。直撃を受けて生活に困った人、運良く、乗り越えた人などいろいろある。ここでは
生きのびることが、その世界の掟だった。世間知らずだった人々に、突然世界が押し寄せてきた当時のアメリカの生々しい
現実がリアルである。大恐慌は、バスタブの栓が抜けるように始まったとある。それが年内に始まる可能性が大という。
他人事でない、私の場合、現実に一年前に先駆けて起こってしまった。そのため、それが始まった時の混乱がリアルに見えるのだ。
 鼻声で他人事で嘲笑している顔が、海岸線にいた津波の犠牲者に二重写しになって見えるのである。
  ーアマゾンの内容紹介ー
80年前、人びとはあの“つらい時代”をいかに生き抜いたのか? そして今、われわれはどう生き抜けばいいのか!  
『仕事!』『「よい戦争」』等でインタビューの名手と謳われたスタッズ・ターケルが、ローズヴェルト政権の中枢部から失業者、
役者、犯罪者にいたるまでさまざまな階層・職業の人びと132人にも及ぶ声を赤裸に再現、あの“つらい時代=大恐慌時代”を
なまなましく蘇らせる。
* 「恐慌(デプレッション)」って言葉は聞いたことがないよ。つらい時代(ハード.タイムズ)だって、みんなは言ってた。今も。
                               ーロジャー、十四歳アパラチア地方の少年、シカゴ在住
* 大恐慌っての、今なら面白いかも。ホント、すごいことじゃないかな。 路上生活をしたって、「ほら、家に帰って学校に
 行ってくれさえすれぽ一万ドルあげるから」なんて誰にも言われないんだもの。今のぼくらには選択の余地がある。もし選ぶことが
 できなかったら、どんな感じかな?               ートム、二十歳
* このことをおたしは記憶にとどめています。人によっては頭のなかから追い払ってしまうことですが。わたしは忘れたくない。
 自分の最高の思い出をそれで汚したいわけではなくて、それはそこに存在していてほしいんだ、なにしろ実際に起こったことだから。
 これが真実、歴史でしょ。                   ーシーザー.チャペス
* 彼らが愛したのは、死んでしまったわたしたち。
  彼らはわたしたちの誤りをすべて忘れた。わたしたちの名前はごたまぜにされた。
  物語は長かった。
  若者たちは踊った。焚き火にくべる新たな大枝を切ってきた。そして言った、さあ話の続きを聞かせてよ。それからどうなったの?
   わたしたちには沈黙があった……              ージェネヴィーヴ・タガード、婦九四〇年
 ▼ 黒人のインタビューで、「貧しい俺たちにとって、大して変わりはないね」という言葉が印象的だった。誰かが
  アフリカの難民を呼びよせて福島の惨状をみせたが、何も言わないで帰った。彼らにとって、それが日常でしかなかった。
・・・・・・ 
3742, 世界でひとつだけの幸せ
2011年06月24日(金)
      * 「世界でひとつだけの幸せ」 マーティン・セリグマン著
 学生時代にポジティブ心理を知り、多くを実践し、矛盾を感じ、最近では考え方の一つとして割り切ってみている。
その最たるものが、中村天風の「積極的ものの考え方」である。 少しスランプ気味になると、トイレに二冊、置く習性になっている。
現在も数ヶ月前から、しっかりと置いてある。その辺のタイミングは心得ている。
 あまりポジティブ思考に固執すると、嫌なこと、マイナーなことから目を背けてしまい、重大なミスに気づかなくなる。
ポジティブ的思考には、かならず逆照射のマイナー思考を重ねる必要がある。当然、両者の要素が濃くなるほど混乱、葛藤が大きくなる。

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06月24日(日)
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