ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3911, ファイナル・クラッシュ ー3
第2部 ハングオーバー−金融の死の灰
「もし私に一国の通貨を発行する権限を与えてくれたなら、その国の法律を超越した存在になるだろう」
ーメイヤー・ロスチャイルド
* アメリカの通貨であるドルについてはっきり言えることは、「ドル紙幣は刷られすぎてしまった」ということである。
世界は今やドルの下落に直面している。それも人類史上経験したことのないスケールでの暴落だ。たくさんあるものは値を下げる。
たくさんありすぎるものはクラッシュする)・・1971年から今日に至るまでの40年足らずの期間に、ドル紙幣の価値は20分の1に
低下してしまったのだ。 なぜそんなことになったのか。原因ははっきりしている。ドルの大量増刷が行われたためである。
1971年8月15日に金本位制を廃止した。それによってドルのキャピタル・フライト(資本逃避)が発生する。
アメリカからマネーが逃げ出し、為替市場でドルが売られ、米ドルの価値は下落した。米ドルはもはやゴールドに
裏打ちされた通貨ではなくなり、アメリカ国債という負債に裏打ちされた通貨になり下がったのである。・・・
・・・石油と工業製品をアメリカへ輸出して利益を得ていたまさにその国々が、溢れ出るドルを吸い上げる役割を担っていた。
彼らは輸出で得た代金でアメリカ国債を購入しており、それがドル紙幣の価値を人工的に維持する結果となっている。
アメリカに石油と工業製品が着く。その帰りにアメリカ国債を満載にしていく。アメリカ人が買う商品を中国が輸出し、中国に
ドルがたまる。中国がそのドルでアメリカ国債を買う。それによりアメリカに還流したドルでまたアメリカ人が輸出品を買う。
この還流を「チャイニーズ・ランドリー(中国製洗濯機)」と呼ぶ。
* 国別で現在、金を一番多く保有しているのがアメリカである。外貨準備の7割がゴールドであるのに対し、日本は僅か3%である。
だからファイナルクラッシュで、一番、打撃を食うことになる。 その僅かなゴールドも殆どがFRBに置いてあり、日本銀行は、
その預り証しかない。それは日本だけでなく、世界中の国も同じである。それは、実質的にドルを持っているのと同じことになる。
▼ 当然、中国も分かっている。このサイクルが利すると考える間は大丈夫だが、そうでなくなったと判断したときには、これを捨てる。
中国が買い続けているからよいが、逆に売られたときには、長期金利は上がり、ドルは値下がり、アメリカにインフレが襲う。
永遠に中国がアメリカ国債を買い続けることなど不可能である。といって、中国もドルとアメリカ国債の暴落は自分で稼ぎ、貯めた
価値の暴落につながる。もはや中国には一兆ドルの外貨準備高がある。 中国は寝ている間は良かったが、今や寝ている獅子は
眠りから覚め立ち上がってきた。アメリカは衰退し、中国が勃興する流れは曲折しながら激しくなり、日本は埋没する?
・・・・・・・
3546, 意外と寂しい独身の人たち
2010年12月10日(金)
ある特集の記事の中に、エッと目をひいた若者の統計値があった。
思いのほか、独身者で付き合っている彼氏・彼女がいないのである。まずは、その箇所である。
【 電通総研が今年、23〜49歳の独身男女1996人を対象に実施した意識調査からは、まさに「受け身」
そのものの現代の人間像が浮かび上がってきた。
・まず、男性の75・9%、女性の69・3%が「付き合っている彼氏/彼女がいない」と言い、
「3年以上いない」と「これまで異性と付き合ったことがない」の合計も同60・1%、49・9%に達するなど縁遠い実態。
ちなみに「彼氏/彼女がいない」群の7割以上は「好きな異性がいない」。つまり、片思いすらしていないのだ。
・さらに「恋愛では積極的にアプローチする方か、相手からのアプローチを待つ方か」との問いに、
女性の73・3%、男性の64・2%が「待つタイプ」と回答。 男女のほぼ7割前後が「草食系」を自認していた。
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12月10日(土)
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