ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3728, 全米N0・1弁護士の勝ち抜きセオリー  〜⑤
       『議論に絶対に負けない法』ー ゲーリー・スペンス著
 * 「必勝の議論」を組み立てる ー 物語にして話しなさい
【 ● 説得力を増強する議論構築法と表現の魔術
 法廷内でも法廷外でも、夕食を食べながらでもコーヒーを飲みながらでも、どんな場合でも、議論は一つの物語に変えることができる。
議論には、そう、三匹の子ぶたの家と同じように、骨組みがある。オオカミに激しく息を吹きかけられて家が崩れ落ちるかどうか、
吹き飛ばされるかどうかは、その家がどんなふうに建てられたかにかかっている。全ての議論にとって最も強い骨組は「ストーリー」である。
  「さあ、お話をしましょう」 
 ストーリーを話すというのは、大昔からお互いに教え合う大事な手段だった。たとえば焚き火を囲む集まり、一族が皆、焚き火を囲み、
目をまん丸にした子供たちが大人の後ろから覗き込んで一心に耳を傾けている。過ぎた日の物語を語る長老の乾いた声が聞こえてくるだろうか。
人々は物語から何かを学んだ。サーベルタイガー(剣歯トラ)を取り囲んで殺す方法、はるか遠くの森でマストドンの王を仕留めた話、
そして長老がいかにして嵐を生き抜いたか。 愛の物語もあれば、特別な秘薬の発見の物語、隣の種族との恐ろしい戦いの物語もある。
人間の知識はすべて太古にはストーリーの形で伝えられてきた。 ストーリーを話す生きものは、私たち人間だけ。
 ストーリーを話し、それを聞くという行為は、人間という種と他の生物との最も大きな違いだ。子供のころ聞いた物語は大切な経験として
心のなかに残り、大人になった時に物事を判断したり決定したりする際の拠り所になる。意識の中にも無意識の中にも永遠に植え付けられる。
私たちが楽しむ映画やテレビドラマ、芝居、これらは高度に進化した形のストーリーだ。 一番効果的なテレピコマーシャルは、
三十秒あまりの小さなストーリーだ。 ジョークも小さなストーリーだ。 世に名を残した偉大な教師はストーリーを使って教えた。
キリストの壁え話もストーリーだ。 ・・・工場の工場長が機械が故障したのを知った時、修理しようと集まっている工員たちに
まずする質問は「どういう話になってるんだ〜」 だろう。 警官が私たちの車を止めてボクサーみたいな顔を前の座席に突っ込み、
まずつっけんどんに言う言葉は「さあ、話を聞かせてもらおう」だろう。 】
 ▼ この10年間の随想日記で、一日一話の物語を作っていたことになる。身近な人と、未来の自分が読んで納得できるように
  加工することで、自分の情報整理をしてきた。初めの数年は大変だったが、何時の間にか、それが面白くなっていた。
  物語にすると頭に残るのである。後年に再び読んでも、新鮮さが失われていない。それにしても、実践からえたこの物語は面白い!
 ・・・・・・・
3363, すでに世界は恐慌に突入した ー4
2010年06月10日(木)
  * ロボット・トレーダーとは!
 「怪しげな超高速取引のロボット・トレーダーの優劣の戦いが始っている」と、この本で紹介している。
現在、ゴールドマン・サックスや大手ヘッジファンドは、膨大の資金を投じて超高速超高速コンピユーターを導入し、
取引に使っており、今やニューヨーク証券取引所における、この高速取引のシェアは七割に達しようかという勢い。
その中で問題とされているのは、フラッシュ・オーダーという取引執行形態である。
 このフラッシュ・オーダーとは一般投資家の注文状況を、一〇〇分の三秒ほど早く見ることができる。
一方、超高速コンピューターは○.○○〇四秒で、注文を処理することができます。一〇〇〇分の一秒の間に何百という注文が
執行できる。 これで、どういうことが起こるかというと、一足先に一〇〇分の三秒早く一般投資家の売買動向がわかるので、
その状況を的確に判断して儲けにつなげるというわけである。 たとえば、A社の株価は現在四九四円とすると、この株価の売りと
買いの注文状況が出たとする。この場合、成り行きで一万株買ってくれという注文であれば、通常なら四九四円で買うことができる。

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06月10日(金)
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