ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3619, 忘却の整理学 −4
「 忘却の整理学 」外山滋比著
* 忘却はゴミ出しに似ている
忘却は、ゴミ出しに似ている。この情報化の時代に必要としない情報は、どんどん捨てた方がよい。
そのままに放置しておくと神経に良くない。「忘却不全症」は、大変なことになる。
アメリカに過去の記憶を殆ど憶えている女性がいるという。何歳の頃の日付をいうと、殆ど思い出す。
これは本人にとって非常に苦痛である。 自分のことを考えただけで、ゾッとする。忘れるから生きていられる。
忘却は不純、不要、よけいなことを洗い落として、昇華、純化させる作用がある。
フロイトは「人間には、嫌なことを忘れさせ、良かったことを憶えている癖がある」といっている。
海外旅行中は普段の数倍の質量の経験をする。良いこと三分の二、嫌なこと三分の一の思いをする。
そこで嫌な思いを意識的に捨てることにしている。 帰路の飛行機や列車で、連れ合いと良いことだけを少しオーバーに話し、
マイナーの話は絶対にしない。それを復習すれば記憶に残ることを経験上、知っているから記憶の調整をしてしまう。
その記憶のコントロールは非常に重要になる。人生でも、これが出来るかどうか。人の悪口・陰口を趣味にしている人を見かける。
他者批判は自分の影を言っている過ぎないことを知らないのだ。そのゴミが記憶に溜まって悪臭を放っている自分のことを。
その辺に教養が出てくる。忘却のノウハウも教養ということになる。
ところで痴呆症の現象では、明るいヘラヘラした人の方が多い。何割かは、怒りの比重の大きい人がいる。
性格もあるが、脳は最期は苦痛を与えないように出来ているようだ。ボケたが勝ちか! 天然ボケもいるが。
若かりし頃に、脳が加熱をしすぎて変になりかけた時、加熱で浮き上がってきた思いを、ノートに書き出し、
乗りこえたことがあった。これもゴミ出しの一つか。比較的、文章を抵抗なく書けるのも、こういう経験がある。
書く行為も、ゴミ出し? かいな。 自分では宝のつもりだが・・
・・・・・・・
3254, 大恐慌 入門 −2
2010年02月21日(日)
ここで考えさせられる一文がある。P241)
< 古今東西、99%までの人が最終的に投資では儲かりません。1〜2年、仮に10年間儲けたにせよ予期せぬ
変動やトレンドの変化に対応できず、全て吐き出すのです。
*1980代には生保をはじめとする金融機関は大量の米国債を保有していたものの、急激な円高で損失を出した。
*1990年から始ったバブル崩壊では、大手銀行が持ち合いの株の大幅評価損で業績悪化もあいまって、
公的資金の導入を余儀なくされた。2003年までの株式の暴落で年金基金の存続が危ぶまれ、数多くの年金が解散、
やはり国民の財産だった株式を売却をした。これらは、外国人投資家が買い捲った。
【投資で儲けることができないのは、投資家が大きなトレンドの変化に対応できないということ】です。
投資の世界では、トレンドが一方向、特に上げの時は比較的簡単なのです。 日本の1945年から1990年までの日本、
または2003年から2008年までの世界の株式市場などです。 基本的に買って持っていればよいのです。
株式などの投資だけでなく、事業など殆んどの投資家も基本的に同じで、トレンドの変化に対応できないで
損切りが出来ないで、そうこうしているうちに、身動きが出来なくなり損失が拡大する。 >
< 多くの人が巨大な損失を被っている時、何に賭けたらよいか? 簡単です。【円高】にかければよいのです。
1ドル50円の円高とよくいうが、95円に戻った時です。>
〜〜
金取引のベテランだった金に関するプロの評論家が「8勝7敗ならプロの世界では賞賛に値し、超一流。
7勝8敗との一勝の差は、損切りができるかどうか。プロの仲間は自分の収入は金の積み立てを長年している。」という。
殆どの人は、その渦中に入ると潮流の変化が見えなくなる。 事業30年説がある。10年で儲けて、20年で食い潰す。
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02月21日(月)
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