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堀井On-Line
by horii86
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■3545, 「そう思う」と「本当に、そうである」とは違う
これまでの人生で、「そう思う」を、「本当に、そうである」と勝手に思い込んで失敗したことは数知れず。
これは、人間の判断を大きく間違えさせてしまう。 行動するの「行」には判断という意味が含まれている。
判断し、動くのが行動である。その判断の基がいい加減になっていることに人は気つかないで、
大体が「そう思った」で、 「そう動いてしまった」ことになる。
ー池田晶子は、そのことを以下のように述べている。
【 「本当に、そうである」とは、如何いうことか? というと、間違っていたとしても、それが正しいと思えば、
「本当に正しい」と思うようになる。だからといって、それが正しいということにはならない。正しいことは正しいし、
誤りは誤りである。 では、正しいとは何か?というと、考えつくし誰もが認めることが正しいということになる。
「そう思う」から「本当に、そうである」にいきつくには、「考える」ことによって、はじめて可能になる。
誰にとっても正しい定規、たった一つの正しい定規である。・・・ 】
振り返ってみて、考えて生きてきたつもりだったが、まだ考えが足りなかったと、この歳になってシミジミと思う。
10年前から真剣に哲学書を読むようになってから、その思いは深まる一方。 考えて考えてきたつもりだったが、振り返って
みれば、まだまだ考えが足りなかったことに気づく。良書との出あいが少なすぎたということか。 「そう思う」を一度、
「そう思っている、このことは本当に正しいのか」と一度、考えて、「そう考える」まで、練ってから判断をしないと、
大きく間違うことになる。事業計画がそうである。「本当に、そうである」と信じて実施したことが、時代の激変で、
「そんな激変するとは」に様変わりしてしまう。 それより、日常の情報も同じである。「そう思わせる情報操作」で、
簡単に「本当に、そうである」に一般大衆は洗脳されている。情報化社会で、情報が溢れている現在、それぞれが
考える能力を養っておかないと、気の毒な大衆に陥ってしまう。
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3170,つれづれに ー閑話小題
2009年12月09日(水)
* 長岡の死体遺棄事件の背景は不況!
長岡の死体遺棄事件で、大手製造機器メーカーの営業課長が殺人容疑で逮捕された。
取引先からの発注の取消しのイザコザで殺害したものだが、業界不況が背景にある。
このリーマンショックで、「売り上げが半分以下」で、ツガミも一月に人員整理に入り、
埋め立てた場所も閉鎖になった工場という。 ここで1000万円の穴は、即刻首である。
本人は納品したといっていたが、集金はまだということになっていたという。
何処もかしこも、こういう話である。 長岡の北部には工場地区があるが、
それが去年のリーマンショックで直撃を受けた煽りの事件である。 日本炎上?
* 翠点(すいてん)
南方熊楠は 「世の中の事象は、曼荼羅の、因果の世界である。しかし、これら因果は無秩序に支配されているのではなく、
ある一点に集まってくることもある。核の周りを動く電子の軌跡のような線と、そこにクロスする直線いくつかの自然原理が
必然性と偶然性の両面からクロスしあって、多くの物事を一度に知ることのできる点、それが「翠点」である!と、
マンダラの中に翠点を発見した。 分かったような分からないような論だが、「モノゴトを色いろな角度から俯瞰し、
一点に交わるところ(翠点)を探ると、その翠点付近は、物事があいまいな状態で存在している」という発見である。
「要点」の意味に似ているが、マンダラの中で見つけたところがミソ。
* 国家予算の六割が借金!
この予算が組めるのは、来年で終わり。 それ以上は、国債の暴落と株の暴落を引き起こす。
もちろん、それを株式や、為替の相場は織り込んでいる。 その最後の予算が、これ。
株は半年先を読んで動くというから、来年春から夏にかけて株式と国債の大暴落があることになる。
デフレスパイラルの行着く先は、ハイパーインフレである。その時にデノミが行われる可能性がある。
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12月09日(木)
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