ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3363, すでに世界は恐慌に突入した ー4
  * ロボット・トレーダーとは!
 「怪しげな超高速取引のロボット・トレーダーの優劣の戦いが始っている」と、この本で紹介している。
現在、ゴールドマン・サックスや大手ヘッジファンドは、膨大の資金を投じて超高速超高速コンピユーターを導入し、
取引に使っており、今やニューヨーク証券取引所における、この高速取引のシェアは七割に達しようかという勢い。
その中で問題とされているのは、フラッシュ・オーダーという取引執行形態である。
 このフラッシュ・オーダーとは一般投資家の注文状況を、一〇〇分の三秒ほど早く見ることができる。
一方、超高速コンピューターは○.○○〇四秒で、注文を処理することができます。一〇〇〇分の一秒の間に何百という注文が
執行できる。 これで、どういうことが起こるかというと、一足先に一〇〇分の三秒早く一般投資家の売買動向がわかるので、
その状況を的確に判断して儲けにつなげるというわけである。 たとえば、A社の株価は現在四九四円とすると、この株価の売りと
買いの注文状況が出たとする。この場合、成り行きで一万株買ってくれという注文であれば、通常なら四九四円で買うことができる。
場にある四九四円の売りものを拾う形となるからです。ところが、ここにフラッシュオーダーの機械がセットされていれば、
一〇〇分の三秒早くこの成り行き注文を感知することができる。 すると一足先回りして、この四九四円の売りものを買い付け、
その後○・○○〇四秒の速さ、一万分の四秒のスピードで、四九五円に売り注文を出すことができるのです。こればこの取引で
この一万円を儲けることができます。一方、成り行きで買いに行った普通の投資家は四九四円で買えるはずだったA社の株式を
一円高い四九五円で買ってしまったわけで、一瞬速く四九四円の売りものをフラッシ・オーダーの取引で拾われてしまう。
これは、あくまでわかりやすい形を説明したもの。
 ー
 以上のことは、法的に今のところ押さえ込むことが不可能という。ロボットに、それを憶えこませて小口に分けたりして、
法令を違反しない範囲で取引をしてしまう。ということは、ほんの一部の超大手以外は、戦いにならなくなっている。
さや抜きロボットで膨大な利潤をあげているが、司法が介入できないプログラムが入ったロボット・トレーダーの出現である。
 ・・・・・・・
2988、「平均」顔は美しい
2009年06月10日(水)
 「世界は感情で動く」 マッテオ・モッテルリーニ著   読書日記
 * 面白い実験 ー「平均」顔は美しいー
 世の中には面白い実験をする研究があるものだ。目・鼻・口・額などの部分を、それぞれ平均して
合成した顔が、その中の誰よりも美しい顔になったという。 考えさせられる結果である。
国民の裁判制度が始った現在、特に考えさせられること?。 アメリカで長年にわたって
取り入れられてきた裁判員制度だから、裁判長の1人の判断より公平かつ、信頼度の結果があるからだ。
それと平均顔の方が美しいと同じと考えるのも何だが、裁判員制度も悪くはないような気がする。 
秋葉原のワシントン・ホテルで若い女性の幽霊の顔が浮かんでいるのを見たことがあるが、
これを読んでいて、あれは数千人、いや数万人の平均顔に思えてきた。ノッペラした何の特徴もない顔だった。
 ー まず、その部分を書き写してみる ー  P-185
 テキサス大学の心理学者ラングロイスとログマンは一九九〇年、「平均的な」男女の顔は、
その「平均的な」顔をつくるのに使った個々の人びとの顔の誰よりも美しいと判断される、という結論に達した。
二人はこの実験のために、336人の男子学生と214人の女子学生の顔写真を集めることからはじめた。
その後、男女それぞれのグループから無作為に96枚を選び、そこからさらに32枚から成る部分集合をつくった
(男子の集合が3つと女子の集合が3つ)。これをもとにして「平均的な」顔をつくるのは簡単だった。
リタッチのプログラムを呼び出し、いくつかの写真をクリックし、それぞれのピクセルに数値を与え、
さまざまな写真から詳細部分の平均を引き出す。

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06月10日(木)
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