ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3331, 「ゲーム・キッズ世代」は、まだ見込みがあるが・・
 「知の衰退」からいかに脱出するか? ー大前研一 (著) ー4
   *「ゲーム・キッズ世代」は、まだ見込みがある
 ーまずは、「ゲーム・キッズ世代」の部分からー   Pー262
「少年ジャンプ世代」に続くのが「ゲーム・キッズ世代」である。「任天堂キッズ」「プレステキッズ」と言ってもいい。…
ただし、このゲーム・キッズというのは、その世代の主流ではない。「少年ジャンプ」に熱中するよりはゲームに
熱中した世代ということでこう命名しただけだ。 この世代の先端は、すでに三十代半ばになろうとしている。
 この「ゲーム・キッズ世代」は私が見たところ、「少年ジャンプ世代」よりはマシである。
ゲーム・キッズ世代は子供のころから、ロールプレイングゲームをやってきた世代だけに、とにかく、
何かをしてやろうという挑戦するメンタリティをもっている。 ロールプレイングモデルのいいところは、
少なくとも勇気を持って「新しいドアを開ける」「未知の世界に通じる洞窟に入る」などの選択をしなければ、
物語が進まないことである。 とはいえ、この世代は粘りがない。ゲームの展開が思わしくなくなるとすぐに、
‘ゲームオーバー’させたくなる、つまり「オールクリアーしたい」と思ってしまうのだ。・・・・
この世代で活躍している人間を見ると、たとえばアメリカやインドに負けないIT人材が輩出されている。
彼らは日本のゲーム産業をつくった世代であり、「ウェブ2・0」の適応力はこの世代が一番高い。
彼らはネットの世界を通じて世界観を確立、これを本格的に利用した初めての世代である。
したがって、現在のサイバー社会に対する感覚は、世界でもトップクラスである。これは自明のことで、たとえば、
ここで30歳と45歳を比べてみれば一目瞭然である。30歳の多くは、12歳ごろからパソコンを始めているから、
パソコン歴は15年以上になる。 つまり、人生の半分以上を、パソコンといっしょに暮らしてきた。
一方の45歳は、30歳ぐらいでようやくパソコンを始め、メールを使い始めたのがここ7、8年。 ワードでの文書作成や
ネット検索などを経て、最近4、5年でようやくエクセルやパワーポイントを使えるようになったレベルだ。
この両者のどちらが、いまのビジネス社会に対応できるだろうか? こう考えてみると、いまや若い人間が年上の人間の「先輩」
になる下克上の時代であることがわかる。 IT化によって古いスキルは廃れ、どんどん新しいスキルが必要とされている。
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 それぞれの年代別の特徴が入りこんでいるから複雑だが、漫画からゲーム・キッド、そしてパソコン、携帯と、
IT化が、それぞれの世代の性格を微妙に変えている。この次の世代が携帯である。それは次回になるが、
ここでは、まだ書いてないが、ブログ、ツイッター世代、そしてiPad世代という括りも出てくるはずだ。
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2956,マッピングする視点
 2009年05月09日(土)
ある本に「マップする視点」という言葉があった。グーグル・アースが出来てから
《誰もが何時でも、宇宙からの写真を気楽に見ることが可能になった。》気楽にマッピング出来るのである。
「秘境ツアーにはまって世界中を憑かれたように何ゆえに行ったのか」というと、ストレスの発散であった。
軽い痴呆症の母と同居して、ストレス発散をしないと家庭が壊れるという危機感を持ち、家内と年に2〜3度、
秘境旅行に行くことで何とか乗り越えることが出来た。 自分の存在を異質空間に移動して実感として
マッピングすることで、その時点の「今、ここ、自分」を括弧にいれ、旅行のストレスと相殺することだった。
遠くから「極限に近いストレス」の生活を眺めることによって乗り越えようとしていたのだ。
アフリカや南米の遠くからマッピングする視点を、自分たちの支えにしていたのである。
 これが空間的なマッピング体験である。
    ーーーーー――――――
 次に哲学に凝ったのである。初めは「ソフィー世界」など軽い哲学史から始めた。同時に哲学書入門。
学生時代には体験が少ないため、さっぱり解らなかったことも、経験の積み重ねで解ることが多いのが哲学である。

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05月09日(日)
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