ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3109,サエゼリア
* 村上龍のカンブリア宮殿
以前にサエゼリアについて書いたことがあるが、大不況の中で最近、再び注目を浴びている。
テレビ東京に「カンブリア宮殿」という村上龍がメインナビゲーターの番組がある。それぞれの会社のトップを
インタビューをしながら、成功の秘密を探る番組である。先日、珍しく家内が自主的に録画をしてくれた番組を見た。
私たちは「サエゼリア」のファンである。 家から100mにあるのが最大の魅力だが、兎に角安い。
同じSC内にあるスーパー原信の惣菜よりやすい感がする。それと、高校生からファミリーや私たちの年代まで
気楽に入れる雰囲気が良い。 しかし、そのサエゼリアを褒めると、次男や会社の副支配人は顔をしかめてしまう。
「あんな女、子供の屯している煩い店。それに料理は美味くも不味くもない味。イタ飯なら個人店の少し高い店がよい」云々。
「世界中の美味しいものを食べつくして、好きというのだから、そこを斟酌しろよ」といっても、思い込みは変わらない。
「美味いものは、癖がある」ので、時たま食事に行くには良いが、度々ならば、あまり美味くない方がよい。
食べたことを直ぐに忘れてしまう程度がよいのである。まあ、趣味の問題。 ところで、何時も気になっていたのが、
そのシステム。 特に厨房内である。 この番組で紹介していたが、あれだけの客席の厨房に店員が一人には驚いた。
サエゼリアの社長の話していることは、ペガサスの渥美俊一のオウムカエシだが、忠実に実行しているところが凄い。
ーTV東京の番組紹介から ー
イタリア料理専門店のファミリーレストラン・サイゼリヤは「安さと美味さ」で勝負。創業以来右肩上がりで
売上849億円を叩きだす。しかも、この飲食不況でも全く影響を受けない。42年前、街の小さな洋食屋から
スタートしたサイゼリヤが、今や800店ほどのチェーンストアの巨大企業に成長。 その秘密を追う。
スタジオのゲストは創業者で現在サイゼリヤ会長の正垣泰彦。正垣は大学で理論物理学を専攻。 大学4年生の時、
起業したが、客はさっぱり来ない。そこで質は落とさずに定価の7割引をしたところ、今度は大繁盛。
その時、サイゼリヤの経営哲学である「安くて美味しければ客は来る」ことを確信した。
同時に、フードサービス業を水商売ではなく、しっかりとした産業に育てて社員を幸せにすることを目指した。
そのためにはじめたのが徹底的に無駄を省く生産性重視の経営。しかも、理数系の正垣らしく合理的なデータ分析を重視。
その現実を、レストランと自社工場、自社農場で見ていく。レストランの厨房には何と、包丁がない。フライパンもない。
しかも店員ひとりで調理している。究極の人件費削減。その訳は、食材が自社工場ですべて加工されていたのだ。
その神奈川県にある工場では毎日、東関東580店舗分の食材11j;:\重油・イオl。ムがあった。
正垣は「サイゼリヤは農場・工場・レストランが一体となった生産工場だ」と言う。
その徹底した効率重視の経営には低賃金のフードサービス業の現実への憤りがあった。
正垣は「社員が一生、家族を養っていけるだけの給料を払い続けられる会社にしたい」という。
本社の会長室には、正垣の母が贈った言葉が飾ってある。それは「驕らず、謙遜に生きよ」というメッセージ。
そこに「サイゼリヤに関わる人すべてが幸せに」という正垣の原点が見える。
≪ゲストプロフィール≫ サイゼリヤ会長 正垣泰彦
1946年 兵庫県生れ。 1964年 東京理科大学物理学科入学 1967年 大学4年生の時、洋食店「サイゼリヤ」を開く
1973年 多店舗化を視野に法人化、株式会社サイゼリヤを創業 1997年 フードサービスの産業化を目指し、食品工場を設立
2000年 福島県に自社農場を設立 現在、国内799店舗、海外46店舗を展開
〜〜
ニトリ、ユニクロ、100円ショップ、サエゼリア、そしてネットショップのアマゾンの中古本販売システム。
この、どれもこれも、機能や素材のトレードオフ、工場の海外委託、中間流通のオフで破格の価格破壊をしている。
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10月09日(金)
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