ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3062,階級社会だと! −2
上流階級?の人が落ちぶれた時に、階級の存在をシビアに知ることになる。
その時のハビトゥス(その人の習慣をつくりあげている文化構造)の崩壊のプロセスを、身近で何人か見てきた。
その崩壊は人間性の崩壊になる。 階級社会にとって必要なことは、その入れ替えの弾力性である。
弾力性が無くなれば階級社会が自滅することを経験的に知っているからである。 時間軸の長短から考えれば
誰もが成上がりでしかない。 イギリスは階級制度のハッキリした国であるが、その入れ替わりには長年の経験上、
当然のように受け入れるシステムになっている。新しい価値をつくりあげれば、その価値の創造者として認める。
日本でも明治時代の伝統で、家柄より学歴を優先する社会的システムができている。日本の最も優れた文化資産である。
ところで一番上の姉が(設立した会社の倒産後)歌の先生をしていた。そこで聞いた城下街世界が面白い。
10人位のグループを幾つかつくって教えていたが、そのグループ分けがユニークである。 未亡人だけを集めたグループとか、
医者の奥さんだけを集めたグループとか、金持ちの有閑マダムの社交クラブである。それも「プラティーク」の世界?
こぞって慶応幼稚舎に子供を入れたがるのは、その階級に参加したいため。
かなり前の話だが、経営セミナーを東京のホテルで受けた時期に、夕食で隣に座った人と名刺の交換をした。
飲食業界の大手の社長で私と同年輩の人だった。 その人の奥さんが柏崎の出身で、ブルボンの娘という。
「何処で知り合いましたか?」と聞いたところ、母親同士が慶応出身で、女性だけの何かOB会の役員をしていた因縁で
話がまとまったという。 成るほど、そういう世界があるのである。
地元にもゴルフ場の格付けがあって、そこの会員権を持てるかどうかが登竜門になる。
反対に、その会員権を売却すると倒産の前兆の噂になるという。海外旅行に46回行ったが、秘境ツアーに参加する人は、
世界中を周っている人達。そこで聞く彼らのプラティークの話は非常に参考になる。私を含めて変なのも多いが・・
ライオンズ・クラブとかロータリー・クラブとかいう活動も、その登竜門? というより、トップセールスを
互いに容易にするための集まり? どうみても、文化遺産のあるようには思えないが。
「売り家と 唐文字で書く 三代目」という古川柳にあるが、文化遺産の引継ぎだけでも駄目だから、難しいところだ。
「目くそ、鼻くそを笑う」の話。「上を見ればキリがない、下を見れば底がない、横を見れば情けない」か〜 ッタク!
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2697, 散歩について
2008年08月23日(土)
散歩の習慣と効用については何度か書いてきた。1月から3月半ばを除けば毎朝、豪雨でない限り歩いている。
もう25年ほどになる。年々少しずつだが歩数は減っているが、それでも毎朝一時間弱は歩く。
日本人の歩行は、この三十年で激減しているという。30年前で7000歩が現在では6000歩弱に、
車通勤では、4000歩も歩かない。江戸時代には日本には散歩という概念がなかった。
車がないので、何処に行くのにも歩いていたから、敢えて歩く必要も無かったようだ。
それでも、現代人と比べると3倍から5倍は歩いていたという。
西欧人のように、「楽しみのための目的なしの歩き」に名前を散歩と名をつけたのは、勝海舟であった。
氷川清話には、散歩の話がところどころ出てくる。散歩の語源は、漢方の言葉で、漢方の内服薬を飲んだあと、
その薬を早く吸収させるため歩くことを意味していた。
勝海舟は、外国人が生活の中に散歩を取り入れているのを見て、心身の健康の効用を看破した。
私にとって、散歩のない日々は考えられないほど、日常の生活の一部になっている。
大雨で歩かなかった翌日など、身体から毒素(恐らく活性酸素だろう)が抜けていくのがわかる。
それと、脳の活動が活発になるのも分かる。 これを続けていると鬱病などなる訳がない。
早朝に、陽光にあたりながら、鳥の声と、川のせせらぎの音を聞きながら、深呼吸をして歩いていれば、
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08月23日(日)
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