ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■3044、罪深き新自由主義
「罪深き新自由主義」 高杉 良 (著), 佐高 信 (著)
対談・高杉良×佐高信である。二人は「小泉・竹中路線」の深層構造を取り上げ批判、
小泉・竹中路線の罪でもある「かんぽの宿」問題と、マスメディアの劣化を鋭く問うている。
「現在の日本にリーダーはいなくなった」ことに二人は共鳴し、今の不景気は小泉・竹中不況と言い切る。
小泉・竹中虚構改革で得をしたのは米国だけで、ライブドアを太らせたのも小泉の「改革」を悪用しただけという。
新自由主義を標榜していたアメリカがこけたのだから、日本は重症になって当然。
去年の9・15による世界的な金融恐慌が無ければ、これだけ早くアメリカの国家的犯罪も露出はしなかった。
数年前に、アメリカの投資会社のトップがインタビューで、耳を疑うようなことを平然と言っていた。
《 日本の1985年のバブル発端のプラザ. 合意で、日本銀行は金融緩和を大胆に進めた。
あれは我われが意図的に仕掛けた政治的な戦略。 その結果としてのバブル崩壊と、その後の失われた10年で、
我われは日本を徹底的に買い叩いた。》と・・。それに対して、評論家が誰も反論をしなかったのも驚きであった。
それがユダヤ資本のやり方で、日本は米国の隷属国家のために彼等のなすがままだったのである。
そのユダヤ系新自由主義のアメリカ金融が、アメリカ国内だけでなく世界に向けて似たような犯罪行為を行った結果が
この金融危機を招いたのは今さら言うまでもない。 サブプライム・ローンなどの傷物債権を束ねて、
同じ穴のムジナ(=格付け会社)に高い評価をつけさせて、ばら撒いたのである。これは見方によれば国家詐欺である。
それが新自由主義の正体だったのである。 その日本版の子分が小泉であり、竹中という。
実際のところ、私も9・15の金融危機が起こるまでは、新自由主義を支持してきた。世界が、自由化で、かつ
グローバル化の流れなら仕方がない上に、競争社会は世界を進歩させると信じて疑わなかった。
しかしアメリカの格付け機関の基準を日本の企業や金融機関に押し付け、日本を撹乱したことは間違いない事実。
高杉良は、ここで
「小泉政権の5年半が日本を非常に傷めた。『官から民へ』のスローガンの象徴が郵政民営化と断定。
その結果は無残であると。 利益を出す効率化のもとに郵便局は減り、国民のライフラインはズタズタになろうとしている。
もし日本郵政グループがアメリカの銀行などに出資をしておれば、現在の金融危機で大変なことになっていた。
生活基盤の維持は国が関与すべきだ」という。この改革で、日本の元気だったミドルの活力の素が力を失い、
『勝ち組』と『負け組』に分極してしまった。」という。
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この改革は、何だったのだろうか? ユダヤの陰謀ということか? 最近、周囲を見渡すと、
中間層が少なくなってきている。 上流とやらも減ってきているし、居たとしても、風前の灯のところが多い。
医者とか、弁護士、それと官僚がいるが・・・
宮内、堀江モン、木村剛、それと村上ファンド。 一時期は脚光を浴びたが今や、戦犯扱いである。
・・・・・・・・・
2679, ソルジェニーツィンが亡くなった
2008年08月05日(火)
ロシアの作家のソルジェニーツィン が亡くなったと報じていた。 享年89歳だった。
私が20代前半の頃に、『イワン・デニーソヴィチの一日』『煉獄のなかで』『ガン病棟』を読んで、
大きな衝撃を受けた記憶が鮮明に残っている。 当時のソ連は一番勢いがあった時期。
反体制は秘密警察に捕まり、収容所に入れられるなどの弾圧を受けた。
その経験を書いたものだが、彼の文からソ連の共産党支配の弾圧の中の重苦しさが作品から滲み出ていた。
それに対して日本は高度成長期で絶頂期、その温度差にも驚かされた本であった。
ー経歴からして骨入りである。(ウィキぺディアより)
1918年、北カフカス、キスロヴォツクに生まれる。敬虔なクリスチャンの母と祖父母に囲まれて成長。
1941年ロストフ大学卒業と同時に第二次世界大戦に従軍。誕生の半年前に戦死した父と同じ砲兵大尉となる。
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08月05日(水)
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