ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[395766hit]
■2908, 「ドレス」という名のクラブ?
二年ほど前に、クラブの新規開店の案内と一緒に1千円の割引券入りの同封された封筒が手元にきた。
「ドレス」という名が印象的で、「同じドレスなら『赤いドレス』の名のほうがインパクトが強いのに」と
思いつつ、記憶から着えてしまった。 その一年後に、開店一周年記念の案内が再びきたのでチャンスがあったら
一度行ってみようかと思いつつ、これもまた記憶から消えてしまった。
ところが、先日連れの人と居酒屋で飲んだ後、何時ものスナックに向かって歩いていたら、「ドレス」が入っている
ビルの前で、そのことを思い出し、入ってみることにした。 そこは高級そうなクラブといった佇まい。
まだ開店直後のため、ドレスアップした若い女性が三人、丁寧に迎えてくれた。
ドレスの似合う女性は少ないから、お客にとって満足である。
30坪ぐらいの店だが、初めて入る店はカウンターに座るのが飲み助の常道。
前に立った女性に、「案内書と割引券を貰って来ようと思っていたが持ってこなかった」というと、
少し顔色が変わったのが分かった。 「あの案内は、数軒のホテルしか配ってない。
何処のホテルから貰ったのか教えて欲しい」という。 その辺をはぐらしながら飲んでいると、
次々と背広族の連れ同士の客が入ってくる。上手くいっているかどうかは、月曜日の時間帯からみて分かる。
ドリンクを注文する際に、ここはウイスキーコースと焼酎コースがあり、ウイスキーコースは4000円、
焼酎コースは3500円という。 なるほどサラリーマンが平日に関わらず次々とくるはずである。
高級クラブ風にして、ドレスアップした女性を置いて、二時間で3500〜4000円ならお客は満足する。
ボックスで隣に座ればビールかドリンクを女性に頼むことになるから、自然に5000円以上になるが、
雰囲気からみて廉い。 お客に支持される店は、それなりの知恵でお客のニーズを満たしている。
3〜4年前から事務所の至近距離の店が一軒、繁盛していると聞いたので、ある会の帰りに一人で寄ってみた。
見ていると若いアルバイト?女性を、一組あたりに短時間にして回転させている。
更に店の売りが、ナポレオンとジョニクロが飲み放題で4千円である。この辺が決め手のようだ。
これなら、御客は行くだろうと納得。 私の向きではないが・・・
しかし、この不景気、勝ち組?の店でも四苦八苦のはず。
・・・・・・・・
2544, パリ高級娼婦館女主人の告白 ?2
2008年03月22日(土)
ともかく内容が異世界である。だから面白いのだが。
こういう人間のベース?の世界を、真っ只中の人物が書いているのだから、
一言一言が生々しく小説のようである。 特に性欲からくる人間的な本性がリアルである。
人間研究という面で、顕わで可愛いが、人間の一番、弱い側面でもある。
娼婦の後ろにヒモの存在が、あまりに悲しい。髪結いの亭主とか、似たような男は周辺に幾らでも居る。
「娼婦に殆どヒモが居る」というのは始めて知ったが。
こういう連中が都会には蠢いていて、鵜匠のように見えない糸を操っている。
次の内容を少し脚色を変えた物語が、今でも現在進行中なのである。。
ーー
*娼婦はヒモがつくる
彼女たちの大部分は、田舎からパリにお手伝いの口を探しにやってくるのです。
当時 ジュロと呼ばれていたヒモは、金持ちのようにしゃれた身なりで、彼女たちの到着を駅で待ち伏せしていました。
娘たちは小さなスーツケースを持って、ちょっと途方に暮れた様子で、プラットホームに降り立ちます。
手に雇い主の女主人の住所の書かれたメモを握りしめ、とまどっています。
男は何らかの口実を見つけて、娘たちに近づくのでした。こうして、娼婦獲得のため、お定まりの小粋な
ラブストーリーが始まるのです。「地下鉄はあそこですよ。でも、その前にコーヒーでも飲みませんか」
田舎の雌牛たちになれ親しんできた娘にとって、都会のざわめきはいらつきを覚えます。
カフェの中で初めて出会った男に自分の行く先を説明するのでした。
[5]続きを読む
03月22日(日)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る