ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2802, イングランド・ツアー V 
 *集団スリに狙われて

観光地には、必ずといってよいほどスリがいる。
何度か危ない場面はあったが、隙さえ見せなければ大丈夫と思っていた。
南イングランド・コッツウォルズのブロードウェーの自由散策時間も終えて、
バスの待っている駐車場に行ったところ、添乗員が少し時間があるのでトイレに行ってきてくださいとのこと。
200メートル先のトイレに一人で向かったところ、誰も居ないトイレの前に30歳過ぎの男達が三人、私を見ている。 
大きな駐車場に我われのバスが一台。少し危ない雰囲気だったが三人の横を通り過ぎて、
トイレで用を足して帰ろうとすると、男が一人、何時の間にか手洗いにいる。

危ないと思いながら外に出て、残りの二人の横をすり抜けようとした瞬間に、トイレの中にいたはずの男が後ろから
大きなヒャーと奇声をあげた。ハッと後ろを振り向くと、右手にマジックを持って反対の手の甲に英語で何か書け?と、
早口で捲くし立てている。 瞬間にチンピラの因縁づけと判断、無言で目を睨め付けたまま後ずさりをして、
クルリと振り返って帰ってきた。 私がマジックを持ったら何かするつもりのようだった。ただ突然に不意打ちである。
次の瞬間に他の二人が、その男を制しているようだった。 その場では、「あれは何だったのか?」理解が出来なかった。
家内に言うと、「薬を飲んでラリッテ、絡もうとしたのでは!」と、添乗員は「酒でも酔って声でもかけたのでは?」という。
でも何か、あの雰囲気は犯罪一歩手前の何かだった。

翌日のロンドンの現地日本人ガイドが、「最終日の自由時間でピカデリー広場に行った時、
集団スリに十分に気をつけてください。彼らは、あらゆる手段で仕掛けてきます」と何度も念をおした。 
その時に前日の出来事が何だったか気づいた。一人がトイレに入ってきて
私の背後にまわり、二人の近くに来たとき、奇声をあげて後ろを向けさせたのである。
次にマジックペンを握らせ、手の甲に勢いで書かせた瞬間に手を移動させシャツにマジックをつけさせて、
脅しをかけているうちに、背後から財布を抜き取る算段だったのだ。それなら、辻褄があう。
あの場合は、相手のペースに乗らないのは、経験上よく知っている。

ミラノで家内がショッピングの時に、広場をブラブラして鳩の群れを見ていた。 何時の間にか若い男が横にいて、
トウモロコシの豆をスッと突き出してきた。アワヤ手に取りそうになったが、手を引いて、その場を移動した。 
そして、他の場所から男を何気なく見ていると、他の観光客に同じようなことをしていた。
初めは手に取ったときに一ユーロ位を要求するタカリだろうと思ったが、後ろに仲間がいた。トラブルを起こしている間に
財布を抜き取ろうというのだ。 しかし、瞬間に、その人も手を引いたので、スリの現場を見れなかったが。
家内はスイスのユングフラッホで、財布を全く気づかずに摺られたことがあったが・・・

・・・・・・・・・
2007年12月06日(木)
2437, ファッションを哲学する
                       ヾ(≧∇≦*)ゝおはよんよん♪
 哲学者の鷲田精一の「ファッション」論が面白い。 人は、とりわけ女性はファッションに多くの金をつぎ込むが、
 その割りには「ファッションとは何か?」を哲学者も社会学者も取りあげない。
 鷲田は哲学仲間から呆れられながら考察をする。 
   
  言葉と衣服は似ているのである。ファション衣服は何ぞや?を、考える前に衣料とは何ぞや?を取上げる。
 「なぜ服を着るのか」「なぜその服でなければならないのか」を考え、ファッションを通じて、「私」や
 「私の身体」について考察する。「ファッションはいつも愉しいが、ときどき、それが涙に見えることがある。」
  という彼の言葉は痛烈である。  更に、そもそも人は何のために服で体を隠すのか?
  隠すべきものの実体は?等々、身体論を含めてわかりやすく説いている。
   −−−
ー彼の論を簡潔にまとめるとー

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12月06日(土)
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