ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[396216hit]

■2583, 全日本柔道選手権

毎年、この大会を楽しみにしている。
特に、オリンピックの年のこの大会は、異常な熱気に包まれる。
日本の柔道家は、オリンピックより、この選手権に勝つことを重要視している。
今年も、準々決勝から放送されたが、どの試合も熱気に満ちた劇的な試合が続いた。
特に、準々決勝の棟田・生田戦と、井上康生と高井戦が劇的な戦いであった。
それまでの全てをかけた男同士の極限の戦いということ。
結果として、石井と鈴木の三年連続決勝戦になった。
普通の人なら、この試合は凡試合で、後味の悪い幕切れと見るだろうが、私は違う。

試合は、石井の準決勝に引き続いての後味の悪い内容だった。
相手に技をかけさせないで、焦りを誘い僅差で勝つ作戦。 21歳の若さの男の戦いではなかった。
解説者も準決勝を見ていて、これでは勝ってもオリンピック出場も微妙でしょうと、怒りを顕わにしていた。
ところが決勝も先に技ありを取った後に、反則ギリギリに逃げ回っていた。
解説者が怒り心頭に「これは全日本柔道の決勝の内容ではない!」と吐き捨てる解説。

そして石井が勝った瞬間に、涙がボロボロこぼれた。初めは嬉し泣きと思っていたが、
優勝インタビューでは、「自分の試合内容が惨めで悔しい。恥ずかしい。」
と大声を出して泣いたのである。 表彰式も、会場が白けた雰囲気であった。
全日本柔道選手権を30年来見ているが、いや他のスポーツの優勝インタビューで、大の男が
自分の試合の内容の悔し涙を出して語るのは始めてである。
元々、そういう試合をする選手だったが、自分でも解らないうちに試合の展開上、
身体が勝手に、そう動いてしまうのだ。それだけ、真剣勝負のプレッシャーの中で、
勝つという一点に気持ちが向いているのである。
特にオリンピックでは彼のような戦術が必要である。何とも印象深い大会であった。
井上康生選手については、語る必要がないだろう。 ハングリーが、背景にないと勝てないということだ。

書き終えて、気づいたことだが昨年を除いて毎年、この日本柔道選手権の総評を書いていた。
なるほど言葉に残していると、過去の自分に出会うということである。


・・・・・・・・・
2007年04月30日(月)
2218, 団塊格差は、かくもついたり
                  (p≧w≦q)オッ☆ o(≧▽≦)o ハァァァァァァ♪    
   『団塊格差』三浦展著   ー読書日記ー

   2005年12月に、この著者の『下流社会』について書いたことがあった。
   今度は『団塊格差』という本が書店に並んでいた。
   丁度、団塊の世代が今年から定年を向かえるのでタイミングがよい。
   これもまた買うほどでないので、ネットで概要を調べてみた。
   時代背景が良かったので、格差がついたとしても、
   それぞれの立場で納得しているところが、見かけられる。
   総中流時代の中で、結果として格差がついても、時代の恩恵は受けていた年代である。
   歴史的にみても、団塊の世代は日本の黄金時代の背景があった。
   格差がついたとしても、それが如何した!でしかない。
   格差は、その子供たちに直接影響を受けるから、問題は子供である。
   それが大きい!が、 しかし、どれが如何した!と言えば、それまでのこと。

 ーまずは、ネットで調べた内容からー
 
月刊誌『文藝春秋』との共同調査で、2000人の男女から得られた様々な数字を基に、
「団塊たち」の人生60年とこれからを考える
*貯蓄:   300万円未満ー29%、 2000万円以上ー19% 
*退職金:    なしー35%   2000万円以上ー28%
 
人生60年の棚卸しをしてみたら、実は団塊の世代にも大きな階層間格差が!
月刊『文藝春秋』との共同調査をもとに、所得、資産、仕事、結婚、定年、
子育ての視点から現状を分析。
・女性にはもてたい43%、
・不倫したことがある28%なども含まれている。
『下流社会』の著者が、団塊世代の格差をとらえている。

     ー団塊格差ー
   1.リッチ・シニア層

[5]続きを読む

04月30日(水)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る