ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2461, 病的まで心配性の人だけが生き残る!
    「ウェブ時代をゆく」 −2  読書日記

著者は序章で、福澤諭吉の『文明論之概略』緒言の中で
その66年の生涯を「最初の半分」を封建時代の江戸時代に、「あとの半分」を
明治時代に、「恰も一身にして二生を経るが如(ごと)く」と表現。
それと同じ大変革の時代を私たちは生きているというのが著者の論である。
著者はもう既に二年前からネットの住人になった感覚を持った時、
自分も「一身にして二生を経るが如く」生き始めたと感じたという。

著者はネットにオプティミズムを貫くのは、
ネットという技術の持つ五つの性格を挙げている。
1.ネットが強者よりも、弱者と親和性の高い技術であること。
2.人々の「善」なるものや、小さな努力を集積する可能性を秘めること。
3.一部の人に可能だった行為を、すべての人々に開放する技術である。
4.「個」の固有性を発見し増幅することにおいて有効な技術である。
5.社会に多様な選択肢を増やす方向の技術である。

著者はこれから高速道路を走る若いネット・アスリートたちに、
シリコンバレーデ学んだ3つの言葉を送りたいと書いている。
1、「 Only the Paranoid Survive」(病的なまでに心配性な人だけが生き残る)
2、「Entrepreneurship」(自分の頭で考え続け、どんなことがあっても
                           絶対にあきらめない)
3、「Vantage point」(見晴らしのいい場所)だ。

・まずは「 Only the Paranoid Survive」
 病的なぐらい心配性の人ーそのぐらいの緊張感で事を処することの出来る人のみが
 生き残ることが出来る、ということ。インテルのアンディ・グローブの言葉。
 競争の激しい中では、それだけの緊張感が必要ということ。
・次の「Entrepreneurship」
(自分の頭で考え続け、どんなことがあっても絶対にあきらめない)
 地頭で考え、絶対に諦めないことである。
・モグラ観、虫観、鳥瞰の、鳥の目線である。
 
 情報化の時代であればこそ、プロ、それも一流のプロが求められる。
 それも華やかなプロより地道な「個」「個」の有効な技術を発揮するプロである。
 それが、オープンソースで開放を始めたのがWeb2.0である。面白い時代である。

・・・・・・・・・
2006年12月30日(土)
2097, 日本経済は本当に復活したのか−  読書日記
        (。^0^。)ノ オッ(*^○^*)ノ ハ〜 ヨウ
    今後、日本経済はどうなっていくのだろうか、
    現在の日本は楽観論と悲観論が交差しているのが実情である。
    私が知る限り、どの切り口からとらえても悲観論になってしまう。
    その中で関東を中心として景気が持ち直しているような雰囲気が漂っている。
    この本の概要は、このHPの「サロンのコーナー」で、あるHPの著者のインタビューで、
    この本の言わんとしているところを凝縮して語っているので、
    ここでは部分的に印象に残った箇所をクローズアップして考えてみたい。
  まずはアマゾンの本の紹介文が、ずばり一番急所を書いている。
  
 =内容の概要=
日本経済は本当に復活したのか好調な企業収益や上昇する株価、不良債権処理が一段落した
状況を見る限り、日本経済は回復したと言える。しかし『「超」整理法』などの
著書・野口悠紀雄・早稲田大学大学院教授は、一連の小泉改革は欺瞞と一時しのぎの策に
満ちており、経済の基本構造においては将来に明るい兆しはないと論じる。

    企業収益の回復については、上辺の数字ではなくその実を見よと言う。
    利益が回復したのは自動車や家電を中心とする旧来型産業であり、
    また利益率を世界の企業と比較した場合、一部を除いては低位を
    さまよっていると指摘する。
    旧来型産業や金融機関が何とか生き残った裏には、国民の家計の
    多大なる犠牲があったと言い、独自の分析でそれらを示していく。

さらに、郵便貯金事業の民営化によって「資金の流れが官から民へ移行する」

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12月30日(日)
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