ID:54909
堀井On-Line
by horii86
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■2005, 世界は精神病院!人間みな既知外!
おはよ〜!(*^ワ^*)i
「筒井康隆かくかたりき」(対談集)
の大場実成との対談のテーマが
「世界は精神病院!人間みな既知外!」である。
考えてみれば、人間みなキチガイである。
キチガイが差別用語なら「既知外」といえばよい。
既知の外の人だから、それなりの肯定語になる。
一番さわりの部分を抜粋してみる。
・・ただ僕の場合、すべての人がちょっとおかしい、そしておかしいところが
その人の個性と見ていますから。どんな人だって、たとえば、いい仕事をしているが、
夜になると酒を飲んで暴れる。アル中になって、だけど昼は良い仕事をしている。
これ、アル中であることが、その人の個性になっている。
その人のちょっと変わったところを見ていると、その人がどういう人かわかるし、
それを含めてその人の個性ということになる。
人間は、みな「病気」なんですから、文明だって、これすべて異常心理の産物。
面白い既知外に出会おうとしたら、誰でもいいから人をつかまえて、そいつを
追い込めばよいだけ。
・・『乱調人間大研究』(筒井康尚)にも書きましたが、
既知外の行為で
回転している電気ノコギリに身を投げる奴。
真っ赤に焼けた鉄棒を喉に差し込む奴。
燃えているストーブに抱きつく奴。
これはエロテックなんだけど、自分の髪の毛で首をつる奴。
自分の両手両足を数等の馬に結びつけて引きさこうとする奴。
自分を磔にするもの。
苦労してギロチンをつくって、自分の首をはねる者。
など色いろな奴がいる。
ーーー
まあ、この節はいやに同調する。
人間みな既知外と思って見れば、これほど世の中を理解しやすいものはない。
「世の中みな素晴らしい人ばかりで、それに比べ自分は!」
というのは躁鬱の欝の最たる状態で、一種の既知外一歩手前。
私など飲み屋を2〜3軒飲んで回れば立派な既知外である。
一番性質の悪い奴は、自分が一番まともな人間と信じている人。
そう信じているから、既知外の異常性が見えるのだろう。
それでいて、それがゆえに一番の既知外になり下がっている奴。
地方名士と議員先生に多いときているから始末が悪い・・・・
皆が 基地(機知・既知 吉)外と視点でみると、
これほど面白い人間研究はない!
特に多いのが、色キチガイ!
それと酒乱か・・・
(*^▽^)/ ホンジャ!
・・・・・・・
・・・・・・・
2005年09月29日(木)
1640, 個性について
日野敬三ーと今西錦司の
「創造性とは何か」対談の中の「個性について」が、ズバリと真理をついている。
数日前の随想日記の中から抜粋して、考えてみる。
−−−
ー今西
個性というのはどこにあります?
「自己」と「自我」の相対から言うたら個性はどこにあります?
ー日野
「自己」の中には本来あるべきものが潜在してあるはずだけど、
それをほとんどの人が抑えている、あるいはそれと通じないようにしている。
一種、気味悪いせかいですからね。そのうちのどの部分をどこまで意識化して、
現実化しているかによって、それぞれの個人の個性が出てくるんだと思います。
より深く「自己」を生かして、自分の掘っている井戸の深いところから
汲み上げている個性は強い個性、豊かな個性。
貧しい個性、平均的な個性はあまり掘っていないじゃないですか。
その時代、その社会の最も最大公約数的な面で生きている。
ー今西
個性が浅いということですね。
ー日野
そうですね。優秀な個性、劣等な個性はぼくは考えない。
「自我」を突っぱねるのではなく本来の「自己」をより広く深く生かしている個性と、
浅くしか生かしてない個性の差だろうと思います。
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09月29日(金)
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