ID:54909
堀井On-Line
by horii86
[397695hit]

■1794, 超アメリカ整理日記 −1
超アメリカ整理日記 −1

              (o´・ェ・`o)♪ぉはょぅ
                       
                   ー読書日記
ースタンフォードから日米をみると・・・ー

野口悠紀雄氏がスタンフォード大学客員教授時代に週刊ダイヤモンド誌の
2004年5月1・8日合併号〜2005年4月16日に連載したものをまとめたもの。
米国生活からみる日本の政治経済システムの貧困を説いている。
政治経済学者の視点で、米国と日本のシステムの差異の分析が解りやすい。


    現在の日本の国際競争力の低下、高コスト構造、年金制度、など、
    社会システムの非合理性を指摘している。
    イケア、マイクロソフト、トヨタ、米国デトロイトの盛衰なども登場。
    経営、経済、経済システムや、荒涼とした大地に、
    都市と生活とクルマ社会のアメリカのシステム。
    それに対する、日本という国土の狭い国の諸処にシステムとの比較、
    それによって、浮かび上がってくるシステムの矛盾の指摘がわかりやすい。
              
                   ~~旦_(^O^ ) コフィーどうぞ!

ー印象に残ったところを幾つかあげてみる。

p.43 「能力に応じた役割分担」こそ、
 アメリカ社会の能率を支える基本的なメカニズムなのだ。

   p.190 日本で所得を得て海外で生活すればよい
   →日本の高い物価を回避する手段。
   年金生活者にとっては、不可能ではない。
   ただし、現地のコミュニティに溶け込むことが、重要。

p.204 伸びる中国、追うのは日本ではなく韓国
→スタンフォード大学に留学生数では、中国人がトップ。
現在、2番手は日本ではなく、韓国。ここ10年で逆転されている。
日本の資源は人材であると考えると、将来が不安と指摘。
米国のトップスクールで学んだ経験とそのときの人的ネットワークは、
ビジネスをする上で非常に有利に働くと考えられる。
これらを考えると、
10年後の日本はどうなっているのだろうか心配になる?

   p.237 まともに生きる人間が正当に報われるアメリカ社会

   p.245「人間の時間間隔は、<新しい経験をどれだけしたか>によって決まる」
 
最近の野口悠紀雄氏の本は、ほとんど目を通しているが、
この本は実際のアメリカ滞在者の実感が正直に書かれていて
説得力があってよい。
自己制御がきかなくなっている日本の現状は、
一歩外からみると鮮明にみえるのだろう。
               
               [○´・ω・]ノ ヂャァネッ

・・・・・・・・
・・・・・・・・

2005年03月02日(水)
1429, 中年クライシス(中年の危機)の悲劇


岐阜で57歳の父親が子供と孫と犬を道ずれに心中を図った事件があった。
以前から、随想日記で書いてきた「中年クライシス」の暴発である。

母親の痴呆と、長男の問題、病気、職場の関係、犬の世話等々で、
自分の神経をやられてしまった典型的な事例である。


そういえば、十数年前の私の環境に似た環境である。
海外旅行と、精神療法系の本を読んでいたので何とかのりこえた。

40代後半から60代前半は、こういう問題が誰にも押し寄せる。
見せているか見せていないかだけである。
その中で一人でする、スキップと鼻歌は、
背中に大きな荷物がある為か演歌調になるが。


真面目な人ほど、ある日突然爆発する。
その処理法の知識がない上に、気弱だと、尚のことである。
この人の趣味は警察犬の調教とTVでいっていた。
それでも苦しみを乗り越えることができなかったのだろう。


外的適応に疲れ果てた末路といえばそれまでだが、
人生の転換期に、内側に対して目を向ける術を知らなかったのだろう。
深い洞察に裏づけされた内的適応が必要だったのだ。



[5]続きを読む

03月02日(木)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る